《一期一話》安住敦 2023年05月31日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》安住敦(あずみ・あつし)啄木忌いくたび職を替へてもや季語は「啄木忌」で春。啄木の境遇と自分の境遇を思い比べている様です。
《一期一話》種田山頭火 2023年05月30日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》種田山頭火よい宿でどちらも山で前は酒屋で彼の句は理屈で味わうのではなく、個々の想いと個々の感じ方で味わって頂ければと思います。彼は出家し、漂泊の思いにかられ、食を乞い、野宿して山野を流浪し、そして死んだ、これが彼の全てです。『旅から旅へ』所収。
《一期一話》古今和歌集 2023年05月29日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》古今和歌集春たてばきゆる氷ののこりなく君が心は我にとけなむ春先の解ける氷を見て、あなたの心もその氷と同様に私に打ち解けてくれればよいのにな、と訴えています。『古今和歌集』所収。
《一期一話》 2023年05月28日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》若倭部身麻呂(わかやまとべのみまろ)我が妻はいたく恋ひらし飲む水に影さへ見えてよに忘られず現・静岡県西部から招集された防人(さきもり)の一人。『万葉集』所収。
《一期一話》斎藤茂吉 2023年05月27日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》斎藤茂吉わが色欲いまだ微かに残るころ渋谷の駅にさしかかりけり茂吉最晩年期の作。70歳のこの歌には独特な夢うつつの世界が展開している様に思われます。『つきかげ』所収。
《一期一話》内島隅一 2023年05月26日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》内島隅一(うちじま・すみかず)我がからだ鏡に写し失ひて得しものが見ゆ見えてはかなし53歳で作者は癌で逝去。それを踏まえて読むと、作者の無念無量の思いがおぼろげながら感得出来得るようは…『内島隅一全歌集』所収。
《一期一話》篠原鳳作 2023年05月25日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》篠原鳳作(しのはら・ほうさく)うすうすと峰づくりけり夜の雲夏の積乱雲のことを雲の峰といいますが、その雲がうっすらと夜空に見える。夏の沖縄にはそれほど暑い熱帯夜もあるんでしょうね…
👨🎓我が家の卒業生👩🎓 2023年05月24日 | 〈我が家のARCHIVES〉 👨🎓我が家の卒業生👩🎓〈似たもの同士 その二〉2014年2月生まれの同期同腹のマルプー兄妹です。左は八王子在住の「ラブ」君、右は北海道在住の「つむぎ」ちゃんです。同期同腹兄妹でもこれだけ体色が違います。「メンデルの法則」を思い出してしまいます。
《一期一話》安住敦 2023年05月24日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》安住敦(あずみ・あつし)雪の降る町をといふ唄ありし忘れたり市井の俳人・安住敦の辞世の句は、パーキンソン病のために物忘れがひどくなり、大好きだった唄さえ思い出せない自身の老いを見つめた一句。
《一期一話》花山多佳子 2023年05月23日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》花山多佳子(はなやま・たかこ)学校へいじめられに行くおみな子の髪きっちりと編みやる今朝も昔からあり今も続く「イジメ」。それが周りに与える心の理不尽さを言い表しています。
《一期一話》川崎展宏(かわさき・てんこう) 2023年05月22日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》川崎展宏(かわさき・てんこう)冷酒(ひやざけ)のおりる段々咽(のど)にあり特に夏場では身も心も欲する一品ですよね。
《我が家で微笑んだ花子さん》 2023年05月21日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《我が家で微笑んだ花子さん》〈薔薇:ユリイカ〉我が家の「ユリイカ」今年最後の開花と思われます。また来年遊びに来てね〜🙇
《一期一話》種田山頭火 2023年05月21日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》種田山頭火一握の米をいただきいただいてまいにちの旅彼の句は理屈で味わうのではなく、個々の想いと個々の感じ方で味わって頂ければと思います。彼は出家し、漂泊の思いにかられ、食を乞い、野宿して山野を流浪し、そして死んだ、これが彼の全てです。『一草庵』所収。