夢枕

一匹でも多くのワンちゃんに優しい飼い主さんを!
世界中、たったひとつの命との出会いをサポ-トいたします

《一期一話》日野草城

2023年04月27日 | 〈我が家のARCHIVES〉
《一期一話》日野草城(ひの・そうじょう)

ところてん煙の如(ごと)く沈み居(を)り

大正11年(1922年)の夏の作。まだところてんを知らないという草城にそれを振る舞い、これを題に作句した中の一句。「煙の如く」とはまさに言い得て妙。


《一期一話》森川許六

2023年04月26日 | 〈我が家のARCHIVES〉
《一期一話》森川許六(もりかわ・きょりく)

卯の花に蘆毛(あしげ)の馬の夜明哉

「蘆毛」とは白い毛に黒や濃褐色の差し毛が入った馬のこと。五月初め江戸を立ち、地元彦根に帰った時の作と言われている。許六は長年近江彦根井伊家の家臣であった。『炭俵』所収。


《一期一話》種田山頭火

2023年04月25日 | 〈我が家のARCHIVES〉
《一期一話》種田山頭火

生えて伸びて咲いてゐる幸福

山頭火の句は理屈で味わうのではなく、個々の方が個々の想いと個々の感じ方で味わって頂ければと思います。彼は出家し、漂泊の思いにかられ、食を乞い、野宿して山野を流浪し、そして死んだ、これが彼の全てです。
『山行水行』所収。



《一期一話》賀茂真淵

2023年04月24日 | 〈我が家のARCHIVES〉
《一期一話》賀茂真淵(かものまぶち)

大魚(おほな)釣る相模の海の夕なぎに乱れて出(い)づる海士小舟(あまおぶね)かも

鮪や鰹を釣るため、夕凪の相模の海に小舟が入り乱れている情景。江戸中期最大の国学者
『賀茂翁家集』所収。


《一期一話》賀茂真淵

2023年04月24日 | 〈我が家のARCHIVES〉
《一期一話》賀茂真淵(かものまぶち)

大魚(おほな)釣る相模の海の夕なぎに乱れて出(い)づる海士小舟(あまおぶね)かも

鮪や鰹を釣るため、夕凪の相模の海に小舟が入り乱れている情景。江戸中期最大の国学者
『賀茂翁家集』所収。


《一期一話》窪田空穂

2023年04月21日 | 〈我が家のARCHIVES〉
《一期一話》窪田空穂(くぼた・うつぼ)

雲海のはたてに浮かぶ焼岳(やけだけ)の細き煙(けぶり)を空にしあがる

1922年烏帽子岳(えぼしだけ)から槍ヶ岳まで北アルプスを縦走したおりの連作句の一首。
『鏡葉・かがみば』所収。


義父の命日

2023年04月20日 | 〈我が家のARCHIVES〉





去る18日は義父の命日。歩いて3分にある我が家の菩提寺『上総国分寺』さんにお参りにいってきました。

一言いわせていただけるなら、お墓は居住地に近いが何より❣️

罰当たりな心根がひんしゅくをかいそうなお墓参りでした😣



《一期一話》河東碧梧桐(かわひがし・へきごとう)

2023年04月20日 | 〈我が家のARCHIVES〉
《一期一話》河東碧梧桐(かわひがし・へきごとう)

五月雨や鴉(からす)草ふむ水の中

五月雨は梅雨期によく降る長雨をいう。降りしきる雨の中、水びたしの草を踏む鴉の姿がまるで南画の様に詠まれています。
『新俳句』所収。


《一期一話》石井露月

2023年04月19日 | 〈我が家のARCHIVES〉
《一期一話》石井露月(いしい・ろげつ)

短夜(みじかよ)や既(すで)に根づきし物の苗(なへ)

明治6年秋田生まれの俳人。秋田いちえんに大きな足跡を残す。
「短夜」は夏の夜をいう季語。子規門の古参俳人として広く名を知られた。『露月句集』所収。


ペット販売士ぽ-太郎

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