🐶音楽とわん友🐶266
ちまきママと森山直太朗さんの2004年リリース『生きとして生けるものへ』を聴いています。
この楽曲は森山さん特有の「突き抜ける様な高音」は聴けませんが、合唱団と歌い上げる後半部分は圧巻です。
細部や曲想は異なりますが歌い上げるという点ではベートーベン第九の『歓喜の歌』を思い出しました。
なお、題名の『生きとして生けるものへ』は『古今和歌集』の仮名序からきています。
《一期一話》川柳
継母の先妻の子の扱い、仕打ちは江戸川柳ではよく扱われる題材。
父（とつ）さんが見ている内はかわいがり
父（とつ）さんが留守だとぶちなさると泣（なき）
これが度を過ぎると、今で言う「児童虐待」！
江戸時代は継母により、今は実母による仕打ち。より深刻です！
《一期一話》川柳
形見分いごは音信不通なり
形見分けのその日だけ、親戚づらして顔を見せ、もらうもんだけ貰ったら後は音沙汰無し！
現在でも良くあることです(＞＜)
🐶音楽とわん友🐶265
豆助と「寺内タケシとブルージーンズ」を聴いています。通称「エレキの神様」と呼ばれる日本のギタリスト。
1962年結成以来アメリカやソ連などで多くのコンサートを公演。また、今まで日本全国1500校近い高校を回り、コンサートを開催。
アメリカの音楽雑誌で「世界三大ギタリスト」に選出。70年代からは離合集散を繰り返し現在に至っています。
ベートーベン『運命』や『じょんがら節』のリメイクはエレキギターの可能性をまざまざと見せてくれた「名演、名編曲」でした。
その寺内さんも今年81歳を迎えます。いつまでもお元気でご活躍を！
🐶音楽とわん友🐶264
今年4月7日新型コロナウィルス感染により73歳で死去した、アメリカのカントリーシンガーソングライター「ジョン・プライン」の『Hello In There』を聴いています。
決して目立つ存在ではないですが、終始「庶民の味方」となり淡々と歌を作り歌い続けました。
ある人は、「ボブ・ディランの歌は、際立って寓話的だ。だが、ジョンの歌は、際立って日常的だ」と評しています。
生涯18枚のアルバムを出し、9枚がグラミー賞にノミネート。
今年にはグラミー賞の『生涯功労賞』を受賞しました。
いちご🍓ママもその「庶民の歌声」に耳を傾けています。
《一期一話》川柳
姑（しゅうとめ）のひなたぼつこは内を向き
寸時も嫁から監視の目を離さない姑。
常に嫁の行動に眼を配る姑の嫁いびり。
見張られる嫁にとっては生き地獄。
現代では逆に嫁が姑を見張っていることも…時代は回るよ！
🐶音楽とわん友🐶263
今朝はジム・モリソンを聴いています。
アメリカのミュージッシャンであり詩人、そして何よりも「ドアーズ」のカリスマ的ヴォーカルとして知られています。
子供の頃から読書家で、多くの哲学者や詩人の影響を受けています。特にニーチェの美学や道徳論に影響を受けたとか。
1965年「ドアーズ」を結成。
この頃から多量の薬と過度な飲酒から精神、肉体共に破壊されていった様です。
1971年7月3日、パリのアパートで遺体で発見され、心臓発作とされました。
享年27歳の若さでした。
我が家のマルチーズさん達も惜しいことですとコソコソ話しています。
《一期一話》蒔田さくら子（まきた・さくらこ）
今生の納（をさ）めのさくら観る人もあるべしおのれと誰（たれ）か思はむ
いま見入っている桜が今生の見納めの桜となる人もいるであろうに。でもそれを自分のことと思う人は一人もいない。
しばし卓見！
🐶音楽とわん友🐶262
あ〜ちゃんとアメリカ西海岸を代表するロック・バンド「ドアーズ」を聴いています。
主に1965年〜72年にかけて活動。
世界で1億枚以上の売り上げを記録。
カリスマ的ヴォーカリスト「ジム・モリソン」が在籍したバンドとしても知られます。
1967年メジャーデビュー。
アルバム『ハートに火をつけて』が大ヒット。一躍トップバンドへ。
1971年3月、ジムがヘロイン過剰摂取が原因でパリで死去。
その後残り3名で活動を継続。2017年、50周年記念盤をリリース。
早朝聴いても周りに迷惑をかけないロックです。
《一期一話》川柳
妹の先へかたづく気のどくさ
妹は器量好し、姉は不器量が川柳の決まりごと。
姉より先に器量好しの妹の縁談がまとまってしまいました。
妹の気まずさと気の使い方は大変なもの。
姉さんの縁談も早くまとまります様にと、願うばかりです。
《一期一話》川柳
どらな子を阿保親王（あぼしんのう）は二人もち
性悪（しょうわる）は阿保親王の五男なり
昔から在原業平は色男の代名詞。そこで川柳では持てない男衆の不興を一手に引き受けます。父親の阿保親王や兄の行平までとばっちりを喰うことも…性悪な子、弟を持ったお二人さん、なんで俺たちの身内からなんや！と草葉の陰で嘆いているのでは。
※二人＝行平、業平の異母兄弟
性悪＝業平のこと
🐶音楽とわん友🐶261
今朝は「しおん」と英国のプログレッシブ・ロックバンド「ピンク・フロイド」を聴いています。
1965年デビュー以来現在までの作品総売上数は2億5000万枚以上といわれています。
2014年、アルバム『永遠/TOWA』のリリースを最後にメンバーが言うようにグループとしては「自然消滅」してしまいました。
幻想的なサウンドや大掛かりでスペクタクルなライブ。加えて文学的、哲学的な歌詞で世界的に有名なバンドとなりました。
いま風に言えば「もの申すロッカー」というところですかね…
ロックの創成期とその後の発展を支えたバンドの１つでした。
ただ今時間が空いたのでカインズに犬用品を買いに来ています。
日々の消耗品です🤗
出がけに偶然撮った写真です。
同じトイプードルでもこんなに違います。
上は周五郎君、下は七福君。
