蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

100回目の夏を目にして

2018-08-10 18:30:45 | 野球観戦
この日は、夏の甲子園大会第6日目。
期待通り、朝から行って来ました。

今日は3試合を予定。
我が家は、1試合目の敦賀気比と木更津総合の試合をお目当にしました。

朝6時頃には出発。
甲子園までの道のりにも慣れたと思いきや、やや迷ってしまう羽目に。
少々の時間をロスしたものの、開始までには間に合いました。

まぁ、平日の試合です。
入場は出来るものと思っていました。
ところが、内野自由席は既に完売。
やむおえず、外野席で観戦する事にしました。

今夏から外野席は有料化となりました。
また、他の席も若干の値上げとなり、これまでとは違ったものでした。

3年ぶりの出場となった敦賀気比。
アルプスはほぼ満席でした。

対するは3年連続の出場となる木更津総合。
オレンジ色々に染まったきれいな応援席でした。

めずらしく、この試合の序盤で雨が降りました。
こうした事もあってか、敦賀気比の投手陣が制球に乱れました。

終盤で引き離した木更津総合。
総合的に一枚上手でした。

終盤で登場した木更津総合の救援投手の球速は149km/hを記録。
甲子園がどよめいた瞬間を耳にしました。

球速が表示された瞬間、私自身も小さく「お~」と声をしました。
そんな人が数万人もいれば、当たり前ですが甲子園球場はどよめきと化します。
これがテレビでも耳にする、どよめく様子なんだと理解しました。

この試合、1対10で木更津総合の勝利。
次戦での活躍も期待しています。

2試合目の折尾愛真と日大三の試合も少しだけ観戦しましたが、やはり日大三は強豪です。
快勝を収めました。

観戦に飽きたところで、甲子園記念館に入館しました。
ここでは、100回目を迎える大会の歴史の深さが大いに伝わってきました。
館内には、今大会の開会式直後で始球式をした松井秀喜氏のシューズやボールも展示されていました。
また、昨年の大会で1大会6ホーマーを記録した中村奨成のホームランボールもありました。

春以来の甲子園観戦でしたが、やはり良い光景でした。
気になる大阪桐蔭ですが、13日に2回戦に挑みます。
混雑が予想されますが、もちろんこの日も観戦したいと思います。
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若狭が14年ぶりの4強入り

2018-07-22 22:23:02 | 野球観戦
-若狭が14年ぶりの4強入り-
これを耳にして懐かしい記憶が蘇った。

今から14年前の2004年7月27日。
早朝、妻が陣痛で病院に駆け込んだ。
初産という事で長丁場となり、義母と気長に待ち続けた。

病院のテレビには、県大会準決勝の若狭対福井商の試合が放映されていた。
一進一退の試合は、最後までもつれ込む。
最後は、若狭が勝利して決勝戦へと駒を進めた。

確か十何年続いた福井商の決勝戦進出が途切れた年だった。

そして翌日の7月28日。
長男坊は元気な産声をあげた。

この日、次男坊の練習を休ませてもらって、準々決勝を観戦してきた。
さぼりと言われても仕方はない。
まぁ、そんな話はどうでもいいのだが。

-若狭対啓新-
両校には、当中学出身の選手が名を揃えた。

現高3年世代といえば、春の県大会が当町で開催された2012年に6年生だった子達である。
このホスト開催で青郷クラブが準優勝、高浜クラブが8強入りしたと記憶する。

「1学年上は上ノ山世代、そして1学年下は松本世代、うちの子はその谷間の世代なんですよ(笑)」
ある会合で、とある人が私にそう話してきた。


今朝、私は妻に思わずこう言っていた。
「この試合は、見えない糸に導かれて実現した試合なんかもな」
この時、妻は苦笑いをしたが、試合終了後にそれは分かった。

礼を終えた瞬間、啓新のある選手にたくさんの若狭の選手が詰めかけた。
抱き合っていた。
握手をしていた。
手をかざしていた。
そして、それを終えると泣いていたようにも見えた。

この日、別会場でも準々決勝が行われていた。
福井商は敦賀、そして美方は敦賀気比にそれぞれ敗れた。
姿を消したいずれの学校にも当中学出身の選手はいた。
あとは若狭にしか残っていない。

整列を終え、応援席に向かおうとする若狭の選手達。
その背中には、託された想いがはっきりと見えた。

                     おわり



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大阪桐蔭に魅せられて

2018-03-31 23:58:23 | 野球観戦
この日は、甲子園球場へ行ってセンバツ大会を観戦してきました。
という事もあって練習は少し遅刻させてもらいました。

今大会の注目校は、何といっても大阪桐蔭。
夏4回、そして春2回の優勝を誇る名門校です。
そして、今大会は春連覇にも挑みます。

-2018年3月31日-
第90回記念選抜高等学校野球大会 第9日目
第1試合 明秀日立対大阪桐蔭

この試合が目当てでした。

この日、起床したのは午前3時半。
そして、4時過ぎには出発しました。
それでも、これが妥当な時間だったのかは分かりませんでした。

「大阪桐蔭」「土曜日」「第1試合」そして「センバツ大会」
このキーワードで多くの方は、どういった行動に出てくるか。
まぁ、知る由もありません。

子供達を車中で熟睡させながらの走行。
高速道路を進みました。
そんな中、連日の暖かな日から防寒着は持参せず。
とはいえ、外気温は1℃を表示。
早朝は肌寒いものでした。

昨夏の甲子園観戦と同じく、西宮駅付近に駐車させての電車移動。
これが、自称:帰りの渋滞を回避する方法です。

朝早くという事で駐車場は余裕で停められました。
そして電車に乗車。
予想以上の満員乗車にいやな予感。

5分間ほどの乗車後、やはりその多くは甲子園駅で降車。
そして改札口を出て見えた状況とは。

またしてもこれです。
券売所から甲子園駅まで連なる長蛇の列。
この列は、まさしく昨夏の甲子園で体感したものです。

しかし、我が家も甲子園球場を知り尽くしています。
内野席を早々に諦めて外野席の開場門へと並びに行きました。
すると、思い掛けないほどの人の少なさ。
大阪桐蔭の試合が見れる確信ができたので、とりあえず安心しました。

列に並んでから30分ほどして開門。
ゲートをくぐり目にした球場は、やはり凄まじい光景。
鳥肌が立つ想いでした。

チケットを買って入場する内野席。
そして、開門と同時に踏み入る外野席。
それは徐々に埋まっていきました。

しかし、試合開始時の観衆は私の予想とまではいきませんでした。

両校のスタメンの発表前。
妻が、スマホでこの日のスタメンを調べていました。
こう見えて、妻も大阪桐蔭にべた惚れしています。
まぁ、私に惚れた程とまではいきませんけど。

-大阪桐蔭の先発投手は根尾昴-

焼き鳥や焼きそばを食べながら呑気にしていた矢先に妻から聞きました。

中学時代から注目される今秋ドラフトの目玉選手です。
根尾の投球が見られるとは願ってもない機会でした。

この他にも藤原や中川、そして柿木といった昨夏からのメンバーも見えました。
試合は、専攻明秀日立で開始。

大阪桐蔭のアルプスから鳴り響く吹奏楽の独特な音色には、やはり迫力を感じました。
中川のタイムリーや藤原の長打が見れました。
最終回、先頭打者に本塁打を浴びて完封こそは逃しましたが、根尾の凄い投球も目の当たりできました。

試合開始時には空席が目立っていましたが、気付けばほぼ満席。
朝早くから出発した甲斐がありました。

続く2試合目の花巻東対彦根東は序盤だけ見ました。
彦根東の真っ赤に染まるアルプススタンドは有名です。
正直、それを見てみたいといった思いもありました。
実際に見てみると、やはりその凄さは感じられました。

しばらくの滞在でしたが、夏とは違った甲子園の雰囲気をしっかりと体感しました。

明日は準々決勝。
石川県勢の日本航空石川や星稜、そして強豪・智辯和歌山も名乗りを挙げています。
この日と同様、記念大会に相応しい試合を期待します。
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聖なる地へ再び

2017-08-16 23:04:36 | 野球観戦
第99回全国高等学校野球選手権大会の第8日目。
昨日が雨天のため、本日に順延となりました。

この日の我が家の予定は表題のとおり。
言うまでもありません。

前回の観戦は、大阪桐蔭などの強豪校が登場した事もあってか、早い時間帯で入場券は売り切れました。
今回も前回と同様の事態になるのではと心配する中での出発。
とはいえ、自宅を出発したのは午前8時前でした。
正直、内心では大丈夫だろうといった思いが少なからずありました。

大会8日目のお目当ては、2試合目の前橋育英と明徳義塾の試合。
我が家は、この試合を目掛けての出発でした。

今期2度目の甲子園ともなると慣れたものです。
下車して球場まで歩くと既にお目当ての試合は開始されていました。

案の定、内野自由席は売り切れ。
券売所を横目に外野席入場門へと移動しました。
すると、目にしたのは係員に誘導される入場者の様子でした。
私の予想に相違はありませんでした。

ゲートをくぐって球場内が見えた瞬間、やはりとんでもない感動に襲われました。
この日の2試合目は、人気校同志の対戦もあってか、ほぼ満席でした。
ゲートを通らせてもらえたものの、中々空席が見当たりません。
巡りに巡った結果、なんとか右翼側の最上段から5段下の席を確保できました。

ここから見えた前橋育英の大応援団。
4年前、2年生エースの高橋光成(現西武)を擁して初出場初優勝を成し遂げた学校です。
この時の前橋育英の印象は、アルプススタンドからの吹奏楽の音色がとてもキレイだというものでした。
鉄琴の音色が響き渡る独特な応援は、前橋育英の代名詞とも言えるようです。

試合は、3対1で前橋育英が勝利。
最後まで勝敗が分からない好試合でした。

この試合が終わると、観客が少なくなりました。
正直、これも予想通りでした。

なので、3試合目は内野席券を買って1塁側内野席で観戦する事にしました。
前席に居座る事ができたので、外野席とは違って全てが大きく見えました。
ここで観戦したのは、日本航空石川と花咲徳栄との試合。
北陸勢という事もあって日本航空石川を応援しましたが追撃及ばず敗れました。

私自身もヘッドスライディングや甲子園の砂を持ち帰る姿を目の前で見ましたが、我が子達にもこの光景が目に映ったと思います。
こうした光景を実際に見ると、より感動も大きく感じられました。

4試合目になると、更に観客は少なくなりました。
周囲に居た人達も立ち去って、楽に居座る事ができた程です。

聖光学院と聖心ウルスラとの試合がこの日の最終試合でした。

11年連続出場の聖光学院が甲子園慣れしているように感じられたのは、アルプス席の応援からでした。
太鼓と部員の声援で成す応援は、今まで見てきた学校とは違った迫力を感じさせられました。
男目線から見て格好良いと思えた程です。

序盤を終えたところで球場を後にしましたが、いい試合が繰り広げられました。

明日の大会9日目は好カード揃いとなりました。
あいにくこの日はテレビ観戦としますが、とりあえず13時になったら好カードであろうと徹子の部屋を見たいと思います。

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夏の甲子園大会観戦記

2017-08-11 23:50:02 | 野球観戦
この日は、夏の甲子園大会を観戦してきましたが、朝の6時半には入場券が完売する事態となりました。
その状況を知ったのは甲子園球場への道のりの途中でした。
しかし、それでもとりあえず向かいました。

-満員の為、入場券は購入できません-
甲子園球場周辺のあちこちでこのような掲示を見掛けました。

阪神電車西宮駅周辺の駐車場に停めて電車で移動。
甲子園駅で下車して、まず目にしたのは追加券を求めた長蛇の行列でした。
ここでは、午前3時に出発したという地元の知人と出会いましたが、そんな状況の人でも追加券を買い求めた日でした。

この日は大会4日目。
注目校の多くが登場しました。

我が家の目的だったのは、2試合目の横浜対秀岳館。
ですが、どの観客もこのカードがお目当てだったようです。

入場する事ができなかったので、する事もなく甲子園球場を巡回。
そんな中、外野席でもいいのでなんとか入場できる事を狙っていました。

しかし、そんな簡単に物事は進みません。
私が考えるような事は誰でも考え付く事であります。
とりあえず、本命の横浜対秀岳館が終わるまで入場は諦めました。

なので、場内にある甲子園歴史館で時間つぶしをしました。
入場料は大人が600円で中学生以下300円。
過去の甲子園大会の記念品がずらりと展示されていました。
敦賀気比の平沼翔太のグラブや松本哲幣のホームランボール、また大阪桐蔭の中田翔のホームランボールや星稜の松井秀喜のバットなど言い出せばキリがありません。

約60分程が経過しましたが・・・

ここだけでは時間はつぶせず、近くにあったショッピングモールへと足を運びました。
案の定、ここに来ていた多くは甲子園球場へ入場できなかった人達でした。

1時間待ちの末の昼食。
行列に並んだ末、回転ずしに辿り着きました。

色んな時間つぶしの甲斐があってか、ここからようやく甲子園球場の入場を求めて並ぶ事としました。
並んだのは外野席。
第3試合の智辯和歌山と興南の試合前から終了までの約3時間を並び続け、ようやく入場に辿り着きました。
この暑さの中で1000人以上の人と列になって3時間並び続ける事は、修行や訓練に値します。
中学1年の長男坊も小学3年の次男坊もよく耐え抜きました。


この時点の時刻は17時。
この時間帯にしても満員に近かった甲子園でありましたが、それでもレフト側の中段に居座る事ができました。
観戦したのは第4試合、春夏連覇を狙う大阪桐蔭と米子松陰の試合でした。

エース徳山や四番山本、そして2年生の藤原と根尾を間近に見る事ができて子供達も興奮気味でした。
また、大阪桐蔭アルプス席の応援にも迫力を感じました。

テレビで見る試合とは違って試合の経過が早く思われました。
そんな状況でしたが、帰路での渋滞を避ける為、7回を終えたところで甲子園球場を後にしました。

大変な1日でしたが、2人の子供達にはとても嬉しい1日となったようです。
この日、甲子園の舞台を見た2人が、少しでも成長してくれる事を願っています。
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