蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

礎(いしずえ)

2021-02-28 22:20:02 | 2020年学童野球
この日は次男の卒団式が行われ、我が家が過ごした9年間の学童野球生活が幕を閉じました。
今思えば長い年月ですが、それでも一瞬にして過ぎ去った9年間だったように思います。

2012年の春に長男は入団。
見えない糸に導かれるように同級生が顔を揃えました。
最終学年の県大会では3位となり、西日本大会にも出場しました。
当時、6度の日本一を誇った日本学童野球界随一の名門「中曽根ストロングス」と舞洲の舞台で最後の最後まで接戦を演じた事は忘れる事のない記憶です。
また、姉妹都市と行った野球交流や保護者や指導者と呑み明かした時間は一生の宝物です。

一方の次男は1年生の春に入団しました。
保育所の頃からグラウンドに連れた為、次男は先輩保護者をはじめ多くの団員達に面倒を見てもらってきました。
5年生の春には、ホスト開催となった県大会に出場。
わずかな差で白星を逃しましたがいい想い出になりました。
最終学年では中々勝ち星には恵まれませんでしたが、キャプテンという経験もさせてもらいました。

このように楽しく充実した学童野球生活でしたが
「可能ならばもう一度学童野球生活に戻りたいですか?」
と訊ねられたら
「充実した9年間だったのでもう結構です。」
と間違いなく答えると思います。

2人の子ども達は、この学童野球生活でたくさんの成長をさせてもらいました。
現在、長男は甲子園に一歩でも近づけるよう野球漬けの毎日を過ごしています。
また、次男は本格的な野球を学ぼうと年明けからボーイズに入りました。

今の2人があるのはここで過ごした時間があったからこそ。
礎になった若狭和田マリナーズ。
ここで過ごした9年間に感謝です。
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マリナーズで過ごした8年半を終えて

2020-09-12 23:20:26 | 2020年学童野球
次男坊は、特別に1年生の春から入団させてもらいました。
1年間、4歳上の兄と一緒に休まずに通ってくれた事が何よりでした。
兄が小学2年生で入団した時、次男坊は保育所の年少組。
家の前で兄と自主練習をしていると、次男坊は「おれもやる」とよく言ってきたものでした。

次男坊に野球を教えるのにそうそう時間は掛かりませんでした。
年少組の頃には、既に軟式球でキャッチボールが出来ていました。
また、小学1年生になると外野守備に就き、長男坊の打球を当たり前のように捕球できていました。
最終学年では、勝ち星に恵まれませんでしたが、それでも最後まで仲の良い同級生達とやり抜く事が出来ました。

この日、上期総会を例年とは違う形式で開催しました。
次期会長への引継ぎも終え、ようやく肩の荷も下りました。
当団にお世話になること8年半。
保護者会長を2回受け持ちました。

総会の場でも口にしましたが、初めてこのチームを見た時、色んな分野において発展途上にあるように感じました。
こうした事から当時の監督に様々な事を提案し、行動に移しました。

7年前に開設したブログとFacebook。
これを通じて当団の活動を知ってもらいました。
相乗効果からか、日当たり10軒程度だったホームページのアクセス数は、常時200軒近いものになりました。
また、当時のチームにビーチラグビーを薦め、初出場初優勝を飾りました。
そして、この活動が現在まで続くようになりました。

2013年の春に妻の同僚から借りた本郷イーグルスの卒団DVD。
当団の子達にも作ってあげたいという想いが膨らみ、この年から作製するようになり、これが現在まで至ります。

2015年初め、スーパーマーケットに掲示してあった高浜クラブの体験入団会のチラシを見て、当時の監督に体験入団会の開催を提案しました。
高浜クラブのチラシを真似て作製し、ここから年2回の配布を小学校へお願いするようになりなした。
今では、これを通じて入団してくれる子がほとんどになりました。

そして時期同じく、口名田フェニックスとの練習試合で目に飛び込んできたもの。
それは、相手チームが身にまとっていたセカンドユニフォームでした。
公式用ユニフォームの劣化防止と先駆けしたい想いもあり、監督に提案させてもらいました。
何度も保護者で話し合いを重ね、上級生の保護者にも納得してもらって作製に漕ぎつけました。

やりたい事をやりたいようにやらせてもらった8年半。
1人の保護者の意見に歩み寄ってくれた指導者に感謝しています。
「マリナーズ愛が強いですね」
近年、若い指導者や若い保護者に迷惑を掛けないように抑制してきましたが、これまで呑みの場でそのような言葉を掛けてもらった事はしばしばありました。

この8年半、誰にも負けないぐらいこのチームを想いましたが、今後は地域の大人として見守っていきたいと思います。
マリナーズを通じて出会ったたくさんの人。
そして、マリナーズで過ごしてくれた2人の我が子に感謝です。
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夏のあとがき

2020-08-24 22:00:31 | 2020年学童野球
2020年8月22日 午後12時40分―

「歩夢が引退する時、我が家もマリナーズを卒業や」
応援に来てくれた喬博さんが私に会うなり、そう言ってくれた。
「明日はまっちゃんも応援にいくでな」
前日の夕方、典子さんが自宅まで激励に駆けつけてくれた。
公子さんも典子さんも喬博さんもまっちゃんもみんなスタンドから見守ってくれていた。
また、森さんや富田さんもいつもながら遠くから応援してくれていた。

歩夢は、年中組の頃からマリナーズの試合に連れ廻した。
「コーホーさん(広報係さん)」
上級生の保護者からそう呼ばれていた時期である。
今でこそ生意気だが、当時は麻衣ちゃんや美紀ちゃん、そして奈尾美さんからも随分と可愛がってもらっていたものだ。

この2日間、色んなチームの指導者や保護者から歩夢の事で話しかけられた。
「ありがとうございます。」
ただこの言葉だけを返すばかりだった。
蒼空の時もそうだったが、歩夢にも本当に幅広い人達との繋がりを持たせてもらった。

初日の大飯スリーアローズとの試合。
歩夢が打席に立つと、守備につく志優が合図を送っていた。
塁に出ると何やら喋っている風にも見えた。

また、青郷クラブとの試合では、急きょ登板してくれた弥満登が歩夢を相手に全力で投げ込んできてくれた。
結果はフォアボールだったが、試合後私を見るなり弥満登はこう言ってくれた。
「歩夢ときちんと勝負できなくてすみませんでした」
そんな事は何もない。
その様子を見ているだけで嬉かった。

高浜クラブの果也や優希とは、日頃から通信で会話していた。
「ひじは大丈夫か」
「歩夢の投げる球は打ちやすいで」
「ボーイズかそれとも野球部か」
この日、会場から出ていく際、歩夢を見つけるなり車内から手を振っているのが分かった。

マリナーズの試合は歩夢の走塁ミスで幕を閉じた。
この1年間の全てが最後の最後で出てしまったそんな試合だった。
同級生の柾樹と未夢と理奈。
野球から外れても良き理解者になってくれている。

礒辺さんや雄介、大作に松原に繁さん。
怒りたい事も山ほどあっただろうが、それでも私達夫婦に気を使って我慢させていた。

学童野球を通じて歩夢に関わってくれた全ての人に感謝する。
そして将来、こうした人たちに成長した姿を魅せる事で恩返しをしてほしいと願う。
                      
                                                                                       おわり
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マクドナルド杯大飯郡予選第1日目

2020-08-22 21:36:19 | 2020年学童野球
この日は、秋季支部大会を兼ねる公式大会でした。
春先の自粛期間を経て辿り着いた特別な夏。
試合が出来る喜びを感じながら過ごした1日でもありました。
今大会は有難いことに5チームによる総当たり戦で繰り広げられ、今日明日と2試合ずつが予定されます。

当団の結果は1勝1敗。
大飯スリーアローズとの試合では、4点を先制されましたが、逆に6点を奪う滑り出しとなりました。
相手守備のわずかなほころびから点数を挙げ、更に主軸の快音で追加点奪った序盤でした。

その後は、逆転を許すも何とか食らいつこうとする様子が覗えました。
しかし、守備面の弱さから大量失点を許してしまい、結局10点差を付けられたところで敗北を喫しました。
普段の練習から出来ていない事は、やはり出来ません。
横綱を相手に7点を奪えた事は嬉しい事でしたが、それ以上に若狭和田というチームの弱さを感じられるものでした。

続く名田庄スピリッツとの試合は、相手の失策も重なって得点を奪えた流れでした。
ただし相手は、まだ成長途中にある下級生達なので、今後の成長が見どころと言えます。

勝ったとはいえ、この試合でも打球に対する反応の遅さや走塁の遅れなどが見受けられました。
点数が奪えた試合だからこそ、こうした部分もしっかりとしておきたかったところでした。

明日は、高浜クラブと青郷クラブとの試合を予定します。
1試合目・高浜戦の先発は、1か月前の夏季大会大敗後から決まっています。
今度はいい試合になるよう、頑張ってもらいたいと思います。
いよいよ6年生にとって残すところ2試合のみとなりました。
今後、仲間になるであろう相手達と、明日は真剣勝負を挑んでもらいたいと思います。
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明日は次男坊の公式大会

2020-08-21 22:27:55 | 2020年学童野球
現在は、新型コロナ第2波と呼ばれるようです。
少しずつこの近辺にも押し寄せようとしています。
帰省やBBQでも感染報告がある状況の中でどのような生活をすべきなのか。
正直、正しい答えはないように思います。

さて、この日はようやく迎えた金曜日。
9連休明けの出勤だった今週は、とても長く感じられました。
連日の酷暑ですが、最近はエアコンを使用せずに寝ています。
その為か暑さで朝早くから目が覚める状況です。

この日も厳しい暑さの中で1日を終えました。
相変わらず流す汗の量。
ビールではなく青汁やトマトジュースでリカバリーです。
こんな日のお昼は、カレイの煮つけ定食。
付け出しのなますにも惹かれて手に取りました。

今夕、仕事を終え帰宅すると、長男坊と一緒に野球をしていた子の母親が差し入れを持ってきてくれました。
次男坊にとって最後となる大会が明日から始まります。
この世代の保護者の方々には、当時次男坊の面倒をよく見てもらいました。
そして今も尚、気に掛けてもらえる事を本当に嬉しく思いました。

この日の次男坊は、年下の子達とグラウンドで練習をしました。
ジョギングの途中、足を止めて少しだけグラウンドの中へ入りました。
こうした年下の子がいてくれたからこそ、我が家も最後までやってこれたと思っています。
最後になる4試合は、粘り強い気持ちを持って最後までやり抜いてほしいと思います。

明日は土曜日。
24時間テレビでも見たいと思います。
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