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カプセル型機雷

2010年04月05日 | 記事紹介
 

 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=127873&servcode=400&sectcode=430

2010年4月5日配信

  記事の紹介です。

 

切断面・地震波分析から「カプセル型機雷」の可能性(1)

   軍当局が海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」を沈没させた爆発物として魚雷を改良した射出型機雷を重視しているのは、当時の状況や「天安」の破損などを総合した結果だ。

  金泰栄(キム・テヨン)国防部長官は「天安」沈没の原因について、当初はあらゆる可能性を排除していなかったが、2日の国会答弁から魚雷と機雷を重視する発言をしている。その中でも「魚雷がさらに現実的」と述べたのは、魚雷を改良した射出型機雷を念頭に置いたものでははないかという分析だ。

  「天安」沈没合同調査団が魚雷や機雷の可能性を重視し始めたのは、ペクリョン島海岸の熱線観測装備(TOD)が撮影した「天安」の沈没過程を分析してからだ。潜水士が「天安」の艦首と艦尾の切断部位を観察し、魚雷と機雷による爆発の可能性が高いと考えるようになったという。「天安」切断面の鉄板が魚雷または機雷によって破損したような形になっているからだ。

  切断部位の鉄板に、魚雷と機雷が爆発して発生するバブルジェット(bubble jet)によって3度折れた跡があったということだ。「天安」の底面の「C」字形にくぼんだ跡は、下から速い速度で浮上した魚雷が「天安」に食い込む時にできたものと考えられる。数十-数百メートルの海底で艦艇が通過すれば作動し、速い速度で浮上しながら艦艇の底に衝突する射出型機雷の典型的な形態という。軍内部で射出型機雷が爆発の原因に急浮上しているのはこのためだ。

 

 ◇北朝鮮の機雷・魚雷=北朝鮮は韓国戦争(1950-53年)当時、旧ソ連から機雷4000発を導入し、3000発を東・西海にばらまいた。これまで2発が韓国海域で見つかっている。しかし韓国戦争当時に付設した機雷が爆発する可能性はないと、金泰栄(キム・テヨン)国防長官は明らかにした。

  機雷は潜水艦(艇)または一般艦艇・民間船舶で付設できる。北朝鮮は1960年代から各種魚雷を導入し、警備艇の一種である魚雷艇・潜水艦(艇)・半潜水艇などで使用している。

  口径533ミリ(21インチ)の重魚雷、口径450ミリ(17.7インチ)・330ミリ(13インチ)軽魚雷などを保有している。21インチ魚雷は魚雷艇と潜水艦(艇)で、軽魚雷は半潜水艇で使う。

  北朝鮮が保有する軽魚雷450ミリ型は、中国が62年に開発したYu(魚)-2を導入して改良したものだ。弾頭の重量が200キロで、「天安」沈没時に発生した地震波の強度(TNT換算爆発力170-180キロ)と似ている。発射すれば水中速度は時速129キロ(70ノット)。

  中国は70年代半ば、Yu-2魚雷を射出型機雷に改造し、「Chen-1・2・3・4」などシリーズで開発した。情報当局は北朝鮮が中国の射出型機雷技術を導入したと推定している。

  記事の紹介終わりです。

 

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