ミャンマーの人々は、
腐敗しきった軍政よりも
怪しげな自由経済を選んだ。
と言うよりも、他には選択肢が無かった。
ミャンマー総選挙 野党“政権交代に十分な議席確保”
11月9日 18時56分
8日に投票が行われたミャンマーの総選挙は、選挙管理委員会の開票結果の発表がほとんど進んでいません。こうしたなか、アウン・サン・スー・チー氏が率いる野党NLD=国民民主連盟はNHKの取材に対し、政権獲得に十分な数の議席を確保できる見通しだと自信を示しました。
8日に投票が行われたミャンマーの総選挙は、4年前の民政移管のあと初めて行われたもので、軍事政権の流れをくむ与党のUSDP=連邦団結発展党に対し、民主化運動を率いてきたアウン・サン・スー・チー氏の野党NLD=国民民主連盟が挑む形となっています。
ミャンマーの選挙管理委員会は、日本時間の午後5時半、開票結果の発表を開始しましたが、まだほとんど進んでいません。
野党NLDの幹部で選挙対策の責任者であるウィン・テイン氏は、9日、NHKのインタビューに応じ、各地の開票所に派遣した立会人からの報告に基づく独自集計の結果として、「全国で70%以上の議席を獲得した。すでに政権獲得に十分な数の議席を確保できたと考えている」と述べ、政権交代を実現することに自信を示しました。
スー・チー氏も9日、支持者を前に行った演説で、「正式な発表はまだですが、選挙の結果は皆さんの思っているようになるでしょう」と述べ、勝利に自信を示しました。
一方、与党USDPのテイ・ウー党首代行はロイター通信に対し、「われわれは敗れた。最終結果はまだはっきりとはわからないが、選挙結果は受け入れる」と述べて、与党がNLDに敗北したことを認めました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151109/k10010299471000.html
タイの軍政は絶対権力ではない。
タイ軍は国王の軍隊であり、軍政は国王の信任があってはじめて効力を持つ。
しかし、ミャンマーは 19世紀の植民地主義時代に、英国に徹底的に蹂躙され、国家を解体されてしまった。なので国王はいない。
建国の父とか言われている、アウンサン将軍は謂わば清朝でいうところの 袁 世凱 とアナロジーできる。
チェックする機能のない、
専制は腐敗する。
似たようなことだが、1991年にソ連は崩壊した。
そしてエリツィンなどの狂った政治の時代があって、プーチンという有能な政治家をロシアは持つこととなった。
これからミャンマーは、「エリツィンの時代」を過ごさねばならないのか。つまり、国際金融の幻想的な繁栄を迎えて、実際は一部の富裕層の出現と、一般庶民は農業という自活的な産業を奪われて、賃金奴隷に貶められる。
どこかの国には、豊かな賃金奴隷がたくさんいる。
そして、ミャンマーには貧しい賃金奴隷が、多数輩出される。
今までの軍政では、金融政策による産業の活性化など、とりうべくも無かった。
スーチー女史は見栄えの良い、英米のお人形様。
ちょっと老けたが、人々にとって美しいお姫様なのだ。
良い酒であろうが、悪酔いする悪酒であろうが
人々は酔っぱらいたいのだろう。
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