我が郷は足日木の垂水のほとり

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NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」に主演 本木雅弘

2009年11月27日 | 記事紹介

ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20091130et06.htm?from=yolsp

2009年11月30日配信

 

  記事の紹介です。

3年間 この作品一筋

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撮影・青山謙太郎

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」に主演 本木雅弘(もときまさひろ)

 原作は司馬遼太郎の同名小説。明治時代、空に浮かんだ雲だけを見つめ、一心不乱に坂道を上って行ったかのような日本人たちの若々しい情熱を描く。

 演じるのは、日露戦争の日本海海戦で作戦を立案した海軍参謀・秋山真之(さねゆき)。「知謀湧(わ)くがごとし」と評される天才肌の名参謀だ。

 「いろいろ調べていくと、映像には収まり切らない人物。撮影開始から1年と少したった頃、ようやく実在の真之と小説の真之、テレビ版で自分が演じる真之がブレンドされ、いい香りが立つようになった」

 真之は武士の子として生まれ、日本の伝統的な教養を身につける一方、米国留学でいち早く合理主義を学んだ。一方、人目を気にせぬ風変わりな面もあったという。

 「天才的な頭脳を持ちつつ、普通の人間の喜怒哀楽の情も透けて見える。そこが魅力の一つです」

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秋山真之(本木雅弘=前)らの人生を通じて明治期の日本を描く

 壮大なスケール感もこのドラマの魅力だ。2007年11月の撮影開始以来、国内では愛媛や東京など22都府県、海外はロシア、イギリスなど8か国でロケが行われた。撮影は来年秋まで続き、放送は第1部(1~5回)が来月27日まで、第2部(6~9回)が来年秋、第3部(10~13回)が再来年秋となる。

 「ドラマと映画に限れば、3年間はこの作品しかやってない。40代の働き盛りで。しかも、民放よりギャラは安い。この賭け、わかります?」と笑う。「元々、掛け持ちはしないで、一つひとつこなしてきた。不器用なんです」とも。

 司馬は、「戦争美化と誤解されかねない」と、映像化を拒み続けたが、遺族が「この機会を逃すと、作者と同じ感覚を共有している制作者がいなくなる」とドラマ化を了承した。「司馬さんの気持ちは理解してやっているつもり」と言う。

 陸軍で「日本騎兵の父」と呼ばれた真之の兄・好古(よしふる)(阿部寛)、真之の幼なじみで、俳人・歌人として名を残した正岡子規(香川照之)、子規の妹・律(菅野美穂)らが織りなす青春群像劇でもある。

 「短い生涯を太陽のように燃やし尽くした子規の魅力が香川さんに乗り移っていた」「阿部さんの肉体の存在感は圧倒的」など、他の出演者から刺激を受ける機会も多い。

 「一瞬でもいいから、百数十年前にタイムスリップしたような感覚を覚える時間を目指しましょうと話し合っていました」

 今年2月には、主演した映画「おくりびと」が米アカデミー賞外国語映画賞を受賞、日本アカデミー賞主演男優賞にも輝いた。43歳になり、俳優として充実の時を迎えている。

 「私生活では、来年4月に第3子が生まれる予定。人間は時代の波にのまれてしまうけど、精いっぱいに生きていくことが大事。新しい命を前に、そのことを問い直してみたい」 (川辺隆司)

2009年11月30日  読売新聞)

  記事の紹介終わりです。

 

 

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