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2010年4月26日配信
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「非接触の水中爆発」が原因、軍民合同調査団が公式発表
04 26, 2010 03:33
海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」が真っ二つに割れて沈没したのは、艦体の底に位置するガスタービン室の左舷下方の水中で起きた「非接触の水中爆発」ためだと、軍民合同調査団が25日、公式発表した。
尹徳龍(ユン・ドクヨン)合同調査団長(KAIST名誉教授)は同日、2回目の中間調査の結果発表で、24日に引き揚げた艦首の内部や外部を肉眼で確認した結果、このように判断したと明らかにした。その根拠として、「船体の内部にすすや熱で溶けた様子などはまったくなく、(直接攻撃を受けた時に現れる)痕跡もなかった」と話した。
尹団長は、外部爆発の位置について、「ガスタービン室が約10メートル消失している。爆発の位置は、タービン室左舷下方の水中のどこか」と話した。そして、「左舷で圧力を受け、右側に(扇状に広がって)上がっており、右側の破損が激しい。船の下方がすべて上方に曲がっており、圧力を上に受けた」と話した。
合同調査団の朴正二(パク・チョンイ)共同団長(陸軍中将)は、艦体の破損状態について、「底が巻き上がり、(船の脊椎に該当する)竜骨部分も切断され、完全に上に巻き上がっていた」と明らかにした。また、艦首と艦尾の切断面を合わせた写真資料を通じて、全体88.3メートルの天安艦で、左舷の3.2メートル、右舷の9.9メートルが消失していると付け加えた。
合同調査団は、「(爆発の原因について)魚雷や機雷も可能だ」と説明したが、内部的に水中爆発で水大砲現象を引き起こすバブルジェット型の魚雷に重点を置いて調査しているという。金泰栄(キム・テヨン)国防部長官は同日昼、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相の対国民談話の発表直後の記者団の質問に対して、「重魚雷によるバブルジェット効果が(原因に)最も近くないかと考えている」と話した。
尹団長は、「バブルジェットの爆発時に現れる水柱が目撃されなかった」という指摘について、「(爆発が遠くで起きた場合)水柱が上方に起きる可能性もあり、(近くで起きた場合)横に起きる可能性もある」と話した。さらに、「水中爆発が起これば、衝撃波で1、2秒後にバブルジェットが発生する。爆発点が船底に近いほど初期の爆発効果が大きく、(膨張力を通じて海水が船の中心部を押し上げる)バブルジェットの効果は小さくなる」と話した。
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