○次元俳句541・皺(空間)3・山崎満世01・2021-07-25(日)
○「象の目は皺のなかなる旱かな」(山崎満世01)
○季語(旱・晩夏)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:幾重もの深い皺の中にある象の目。どことなく思慮深い顔つきである。旱の空に雨を乞うている表情なのか。
○山崎満世(やまざきみつよ)
○好きな一句「星空のすぐ降りて来る焼野かな」02
○季語(焼野・初春)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)
【Profile】:1945年三重県出身。「郭公」「枻(かい)」所属。