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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句526「鳶の輪の島をはみだす遅日かな」(小川昇一)

2021-04-12 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句526・輪(空間)2・小川昇一01・2021-04-12(月)
○「鳶の輪の島をはみだす遅日かな」(小川昇一01)
○季語(遅日・三春)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:島の周囲をはみ出すほどに大きく輪を描いている鳶。弧の大きさはゆったりとした春の時間。さらにはこじんまりとした島でもある。


小川昇一(おがわしょういち)
○好きな一句「芦刈りのまづ舟みちを開きけり」02
○季語(芦刈り・晩秋)(引用同上)

【Profile】:1935年栃木県出身。宇都宮市にて「」代表。「郭公」(→井上康明主宰)同人。


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