俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句0309・一人俳句08・山根真矢01・2016-12-16(金)
○「時雨るるや腹話術師のひとりごと」(「花洛」10句)(山根真矢01)
○季語(時雨・冬) 「しぐるるやふくはじゅつしのひとりごと」(→「詩客」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:腹話術師は独り言を言うのが仕事です。この句の「独り言」は仕事時ではなく、普段の何気なく漏らした生の声ではないでしょうか。
○山根真矢(やまねまや)
○好きな一句「鰰が好き東北は遠けれど」(「花洛」10句)02
○季語(鰰・冬) 「はたはたがすきとうほくはとおけれど」(引用同上)
【Profile】:1967年、京都府出身。1997年「鶴」に入会し、→星野麥丘人・→鈴木しげをに師事。2000年「鶴」同人となる。2000年第15回俳句研究賞を受賞。