俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句0308・聴覚076=静寂3・伊東肇01・2016-12-05(月)
○「しづかにも一途なるもの雪降れり」(伊東肇01)
○季語(雪・冬) 「しづかにもいちづなるものゆきふれり」(→「現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「静寂を聴く」第3弾。雪が降るオノマトペとしてよく使われるのは「しんしん」。この「しんしん」こそが降雪の静寂を聴くことに他ならない。しかも一途に降る雪である。
○伊東肇(いとうはじめ)
○好きな一句「一叢の雲のこぼせる峡時雨」02
○季語(時雨・冬) 「ひとむらのくものこぼせるかひしぐれ」(「俳句201402」より引用)
【Profile】:1943年生まれ。慶大俳句研究会出身。1975年「若葉」入門。1987年新人賞。同人。2000年若葉賞。若葉編集長。俳人協会幹事。日本文藝家協会会員。