俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句0308・耳011・麻田椎花01・2016-12-06(火)
○「耳貸して毛糸編む手の小止みなく」(麻田椎花01)
○季語(毛糸編む・冬) 「みみかしてけいとあむてのこやみなく」(→「俳句例句データベース」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:家族の問いかけに何度も答えながら、編み物の手は動かし続けています。こんな平和な時間がながく続きますように。
○麻田椎花(あさだすいか)(1869~1948)
○好きな一句「舟競ふ那珂の川口鰯雲」02※那珂川河口
○季語(鰯雲・秋) 「ふねきそふなかのかわぐちいわしぐも」(→「深秋会」より引用)
【Profile】:京都市出身。家は代々西本願寺の寺侍。西本願寺に出仕。1892年に西本願寺発行の「反省雑誌」を経営、これが後独立して「中央公論」になった際に、中央公論社の初代社長就任。俳句は大正末期からはじめ、→高浜虚子に師事、「ホトトギス」同人。