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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句057・視覚04・星野麥丘人・2011-10-10

2011-10-10 00:15:12 | 五感俳句

○五感俳句057・視覚04・星野麥丘人・2011-10-10

○「象を見て十月十日晴れにけり」(星野麥丘人01)

○季語(十月十日・晩秋)

【鑑賞】:東京オリンピックの開会式の日を「体育の日」と定めたということですが、一年中で一番晴天が多い日というのも聞いたことがあります。作者が動物園で象を見て来た日も晴天だったのでしょう。

 

星野麥丘人(ほしのばっきゅうじん)(1925~2013)

○好きな一句:「青山椒雨には少し酒ほしき」02

○季語(青山椒・晩夏)

【Profile】:東京生まれ。1946年「」に入会、→石田波郷、→石塚友二に師事。1953年「鶴」復刊後に編集を担当、鶴俳句賞、鶴賞受賞。1986年「鶴」を継承主宰。1996年『雨滴集』にて俳人協会賞。2010年『小椿居』により第25回詩歌文学館賞受賞。


星野麥丘人掲載句
03天ぷらのころもが厚し敬老日(敬老日・仲秋)〈五感497・質感67厚い1〉2020/9/21

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