俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句0310・一人俳句09・閒村俊一01・2016-12-24(土)
○「湯豆腐やもうひとりゐる気配して」(『鶴の鬱』2007)(閒村俊一01)
○季語(湯豆腐・冬) 「ゆどうふやもうひとりゐるけはひして」(→「東雅夫の幻妖ブックブログ」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:鍋を囲んだ人数以上のもう一人の気配がするという設定。一人鍋では怖い。二人鍋では訳あり。四人以上では賑やか過ぎる。湯豆腐を囲む人数は3名と断定します。
○閒村俊一(まむらしゅんいち)
○好きな一句「天上に瀧見しことや鶴の鬱」(『鶴の鬱』2007)02
○季語(鶴・冬) 「てんじょうにたきみしことやつるのうつ」(→「今日の編集部」より引用)
【Profile】:1954年、兵庫県出身。装幀家にして俳人。「新校本宮澤賢治全集」「新編中原中也全集」「塚本邦雄全集」など装幀作品多数。俳句は無所属。