俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句0311・聴覚079=静寂06・江渡華子01・2016-12-26(月)
○「湯婆の波しづかなる悪夢かな」(江渡華子01)
○季語(湯婆・冬) 「ゆたんぽのなみしづかなるあくむかな」(→「スピカ」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:ゆたんぽは電気や火の暖かさとは違う優しい暖かさ。波打つ湯たんぽの腹。しかし眠りながら見たのは悪夢。
○江渡華子(えとはなこ)
○好きな一句「布団干す真下自転車並びたる」(『笑ふ』2015)02
○季語(布団干す・冬) 「ふとんほすましたじてんしゃならびたる」(→「閑中俳句日記(別館)」より引用)
【Profile】:1984年、青森県八戸市生まれ十和田育ち。八甲田山の見える町で育つ。立命館大学卒業。会社員。2011年「鷹」入会。→神野紗希・→野口る理とウェブマガジン「スピカ」創刊。山梨県韮崎市在住。