俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0293・耳010・高橋馬相01・2016-08-24(水)

2016-08-24 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0293・耳010・高橋馬相01・2016-08-24(水)
○「秋光や頬に曳きたるの翳」(『秋山越』1952)(高橋馬相01)
季語(秋光) 「しゅうこうやほおにひきたるみみのかげ」(→「詩客SHIKAKU」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:秋の陽は影をくっきりと残します。耳の影が頬に細く至るとき、秋の陽光を感じました。

 

高橋馬相(たかはしまそう)(1907~1946)
○好きな一句「秋暑く道に落せる聴診器」(『秋山越』1952)02
季語(秋暑し) 「あきあつくみちにおとせるちょうしんき」

【Profile】:東京都出身。医師。大学医学部のころより句作。→原石鼎に入門。「鹿火屋」編集を担当。

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