俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0292・美し俳句01・石田波郷08・2016-08-19(金)
○「雁や残るもの皆美しき」(『病雁』1946)(→石田波郷08)
○季語(雁・秋) 「かりがねやのこるものみなうつくしき」【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:さて、新しい特集の開始です。なんと大胆にも「美」という言葉を使った俳句の特集です。俳句ではなるべく使わない方が望ましいといわれる言葉。思う存分「美し俳句」を味わいましょう。第1回目は石田波郷の1943(昭和18)年に詠まれた句。時代背景を考えると、おのずと句意も推し量れるでしょう。「留別」の前書きがあります。