俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0291・傘の俳句010・平川雅也01・2016-08-11(木)
○「院展の杜を素通り男傘」(平川雅也01)
○季語(院展・秋) 「いんてんのもりをすどおりおとこがさ」【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「傘の俳句」最終回は男の傘。「院展の杜」とは上野の森あたりをさすのでしょうか。院展には無関係の男の傘が杜を素通りしていきます。
●平川雅也(ひらかわまさや)(1919~2008)
○好きな一句「海へ飛ぶ白紙一まい終戦日」02
○季語(終戦日・秋) 「うみへとぶはくしいちまいしゅうせんび」(→「現代俳句データベース」より引用)
【Profile】:群馬県桐生市出身。千葉市在住。→河野南畦に師事。俳誌「あざみ」同人会長。現代俳句協会名誉会員。