俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0293・聴覚071・坂東三津五郎01・2016-08-22(月)

2016-08-22 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句0293・聴覚071・坂東三津五郎01・2016-08-22(月)
○「ぽつくりの音遠ざかり夜の秋」(坂東三津五郎01)
季語(夜の秋・夏) 「ぽつくりのおととおざかりよるのあき」(「俳句201412」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:暦の上ではとうに秋ですが、「夜の秋」は晩夏の季語であります。夏の終わり頃の秋を感じさせる涼しい夜。ぽっくり下駄の音が遠ざかります。

 

坂東三津五郎(ばんどうみつごろう)(1956~2015)
○好きな一句「舟唄の闇に溶けゆく白露かな」02
季語(白露・秋) 「ふなうたのやみにとけゆくはくろかな」(「俳句201504」より引用)

【Profile】:東京都中央区出身。俳号は一万尺。1957年、7代目坂東三津五郎の舞台「傀儡師」の唐子で初御目見得(1歳2か月)。1962年、「黎明鞍馬山」牛若丸で5代目坂東八十助を襲名。2001年、「寿曾我対面」曾我五郎、「喜撰」喜撰法師で10代坂東三津五郎を襲名。2006年、日本芸術院賞、2009年紫綬褒章、第30回松尾芸能大賞、2013年第54回毎日芸術賞、2014年第21回読売演劇大賞最優秀男優賞受賞。

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