俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句075・湿感02・鈴木鷹夫・04-30

2012-04-30 00:10:52 | 五感俳句

●五感俳句075・湿感02・鈴木鷹夫・04-30


○「指組めば指が湿りぬ桜草」(鈴木鷹夫01)

季語(桜草・春)

組んだ指の湿りが感じられるようになるにはやや長い時間指を組んでいなければなりません。指を組んでしばらく考え事でもしていたのでしょうか。

 

鈴木鷹夫(すずきたかお)(1928~2013)

代表句「貝の砂椀に残れり法然忌」02(→忌日祈念日

季語(法然忌・春)

東京浅草生まれ。1954年、「鶴」に入会し→石田波郷門下となる。1962年「鶴」同人。波郷没後の71年に「沖」へ移り→能村登四郎に師事。1987年「門」を創刊主宰。『千年』で第44回俳人協会賞受賞。

鈴木鷹夫掲載句

2012/09/30          03近くまで来たのでといふ秋桜(秋桜)〈次元・近(空間)〉

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