俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句074・言葉=橋03・正木浩一・04-27
○「芹つむや光あそべる橋の裏」(正木浩一01)
○季語(芹・春)
【鑑賞】:川面に遊ぶ陽光が橋の裏にてらてらと映っています。それを「光あそべる」と表現しました。まさしく春の躍るような光です。
○正木浩一(まさきこういち)(1942~1992)
○好きな一句:「散る櫻白馬暴るるごとくなり」02
○季語(櫻・春)
【Profile】:熊本市生まれ。→能村登四郎主宰の「沖」に所属、1972年9月号より「沖」に投句をはじめる。1976年「沖」新人賞。1989年に句集「槇」を上梓。その後、病を発症し、1992年に49歳で逝去。妹は俳人の→正木ゆう子。
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03闇の中鶏頭が立ち靴干され(鶏頭・三秋)〈色彩664・闇色3〉2024/9/2