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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句073・聴覚020・岩田昌寿・04-16

2012-04-16 00:17:56 | 五感俳句

●五感俳句073・聴覚020・岩田昌寿・04-16


○「春の暮頭の何処か琴鳴りて」(岩田昌寿01)

○季語(春の暮)

【鑑賞】:頭はこの頃よく鳴っています。東の耳鳴りは、東の地震の予知だというひともいます。頭の中の血管の仕組みはまだ解明されていません。人間の頭には宇宙ほどの神秘が内包されています。

 

岩田昌寿(いわたしょうじゅ)(1920~1965)

○代表句「冬を生き人の遺品を身に纏ふ」02

○季語(冬)

【Profile】:宮城県古川町生まれ。1938年に結核を発病し、療養生活に入り、俳句を作りはじめる。復刊後の「鶴」で活躍するが、特に「秋夜変」と題する精神病院に入る経緯を詠んだ大作は注目を集めた。退院後は日雇俳人として放浪の生活を詠んだ。


岩田昌寿掲載句
03生恥の秋夜の厠往復す(秋夜・三秋)〈特集・家屋俳句2〉2018/9/28

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