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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句066・聴覚017・各務支考・2011-12-12

2011-12-12 01:52:24 | 五感俳句

五感俳句066・聴覚017・各務支考2011-12-12


○「食堂に雀鳴くなり夕時雨」(各務支考01)

季語(夕時雨・冬)

 「食堂」は「じきどう」で寺院のなかの修行僧が食事をする建物。空からは時雨がほろほろ降り始めました。雀の鳴き声のあつまる食堂もゆっくりと暮れていきます。

 

各務支考(かがみしこう)(1665~1731)

代表句「叱られて次の間へ出る寒さかな」02

季語(寒さ・冬)

江戸前期の俳人。美濃の人。元禄3(1690)年,→松尾芭蕉に入門し,同5年には奥羽に行脚し,俳論書『葛の松原』を上梓した。同7年には『続猿蓑』を編集して蕉門俳人として確固たる地位を得た。蕉門一の論客として蕉風の地方普及に尽力。美濃派の祖となった。

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