俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句068・不明08・加藤楸邨・2011-12-29
○「何かわが急ぎゐたりき顔さむく」(→加藤楸邨06)
季語(寒い・冬)
「不明」の天才、加藤楸邨。このブログでの楸邨の代表句「→鰯雲ひとに告ぐべきことならず」は「不明」の句の最高峰です。ひとに告げてはいけない言葉を反芻しています。掲句の、寒い顔で急いでいる理由は隠されています。