俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○技法俳句064・口語01・あざ蓉子・2011-12-02
○「わたしなら手紙のように古びるわ」(『天気雨』2011)(あざ蓉子01)
○季語(無季)
【鑑賞】:話し言葉を使った句を技法の「口語」に分類してみました。現代俳句系の句に多いようですが、伝統俳句でも「存問(挨拶)」句としてあるようです。
○あざ蓉子(あざようこ)
○好きな一句「人間へ塩振るあそび桃の花」(『ミロの鳥』1995)02
○季語(桃の花・晩春)
【Profile】:1947年熊本生まれ。1979年「天籟通信」に入会。1988年、第12回天籟通信賞受賞。1990年、第22回九州俳句賞受賞。1996年「ミロの鳥」で第37回熊日文学賞受賞。1998年熊本で「花組」創刊主宰。2000年「豈」「船団」入会。2001年、「猿楽」で第6回中新田俳句大賞「スウェーデン賞」受賞。
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あざ蓉子掲載句
03椅子に椅子重ねていれば天の秋(天の秋・三秋)〈特集640・家具俳句2-4椅子2〉2023/10/6