俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句023・黒02・椎本才麿
○「時雨そめ黒木になるは何々ぞ」(椎本才麿01)
季語(時雨・冬)
時雨が降り出しました。この沢山の樹木の中で、黒い木になるのはどの木なのかと考えています。
○椎本才麿(しいのもとさいまろ)(1655~1738)
代表句「猫の子に嗅がれているや蝸牛」02
季語(蝸牛・夏)
本姓、谷。江戸中期の俳人。家老の子であったが落ち度により浪人となる。主に大坂で活躍し、彼の率いる一派はかなりの勢力を得た。感覚豊かな蕉風的静観の味に富む句が多い。