俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句022・あを02・久保田万太郎

2010-12-22 16:19:10 | 色彩俳句

●色彩俳句022・あを02・久保田万太郎

 

○「水にまだあをぞらのこるしぐれかな」(→久保田万太郎05)

季語(しぐれ・冬)

この句は、「水」のみを漢字で表記して、句全体にひらがなのやわらかさが漂っています。この「水」はおそらく路上の水たまりでしょう。その水たまりに、まだ青空が残っているということは、暮れかかる夕方の情景でしょうか。折から時雨も降り出しました。

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