俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句022・あを02・久保田万太郎
○「水にまだあをぞらのこるしぐれかな」(→久保田万太郎05)
季語(しぐれ・冬)
この句は、「水」のみを漢字で表記して、句全体にひらがなのやわらかさが漂っています。この「水」はおそらく路上の水たまりでしょう。その水たまりに、まだ青空が残っているということは、暮れかかる夕方の情景でしょうか。折から時雨も降り出しました。