v-shan の日々是好日

v-shan が日常フと思った事を思いつくまま、思いついた時に掲載します

本箱の中の落とし穴・・

2005年05月04日 18時18分56秒 | Weblog
昨日、一昨日と家のパソコンの前に長く陣取っていた為か、左腰の
あたりが痛くなり、そういえばこのテーブルの椅子はそうだったと
思い出した。

仕事場の椅子は足がだるくなるし、ここのは腰、とどの椅子にも
癖があったっけナ・・。

で、今日は自分の部屋へ行って本を2冊読もうと思った。
しかし、甘かった。

それと云うのもこのところ、事あるごとに頭の中で 『昔はものを思はざりけり・・』
というフレーズが 浮かんでは消え するものだから、気になって高校1年の時に
使っていた(使わされていた)小倉百人一首の副読本を引っ張り出して調べてみ
ようと読書をそっちのけで、本箱の中をかき回していたからだ。
(高校に入った途端、古文の大河原先生に、この百人一首全部暗記する様に!
と言われ エエッ~!! とそれでも、素直に実行した読本)

目当ての小倉百人一首はすぐ見つかった。 だが、それからだ。
実はこの本箱の中には、高校時代の教科書・参考書がすべてとって保存されていて
扉を開くと独特の昔のにおいがして、過去にタイムスリップしてしまうのだ。
結局、すべてひっくり返して懐かしみ、うんうんとうなずき、遂にソルフェージ
(音楽の発声練習用の楽譜本)まで出してきてしまった。今ではこんなのスラスラ
読めない!

で、古文や漢文の教科書・参考書を見ていて、加藤道理先生に教わっていた頃の
『漢文提要』を思い出し探してみたが、これだけが見つからない! 
加藤先生って東大出のメチャクチャ面白い、ウンチク先生だったのだ。

去年の春には、TVの高校生講座の数学に刺激されて、ここにあったチャート式の数学
の参考書は全部出して壁の本棚の方に移した。
今なら因数分解などなんのその、微分積分だって昔よりは出来るだろうと考えてだ。

ところがここにも落とし穴はあった。

昔の参考書はどれもこれも字が細かい。
おかにゃんの介護・看護を始めた途端に、飛蚊症と老眼が始まってしまって、1.2に
矯正しているコンタクト目では、超見づらくなっていた。なんたるちあ!!

現在の高校生が使っている参考書を買ってくれば事足りるのだろうが、それでは面白く
ない。昔使っていた参考書の問題を今解いて、解けるジャン!!という感慨を味わ
いたいのだ。(なんちゃって・・只のビンボーで参考書も買えません;)

(あれ。シグマベストの数学の超難しい問題集はどうしたろ?)

玉手箱を開けて いっとき昔に帰った懐かしい午後でした。
コメント
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