v-shan の日々是好日

v-shan が日常フと思った事を思いつくまま、思いついた時に掲載します

「地下鉄に乗って」を読みながら・・

2006年11月27日 01時56分23秒 | Weblog
この2週間、どこへ行くにも浅田次郎の「地下鉄に乗って」を
携えて少しづつ読みながら出歩いていた。

そんな中、まるで導かれたかのように小説に登場する場所へ
偶然出たりしてしまい、我ながら不思議な気がしている。

地下鉄の上野と神田駅。

上野の地下鉄銀座線乗り場は、国立科学博物館へミイラを見に
行った帰りに寄った。ミイラ展のあと銀座の映画館に行く為だった。
初めての地下鉄の駅で随分探した。やっと入った構内は天井が
低かった。後で、「地下鉄に乗って」の中に異様に天井の低い地下鉄
構内の記述が出てきて、驚いた。

また、別の日、日本橋へ出かけ、その足で信濃町へ予約時間までに
つくべき最短コースを探っていて、銀座線で神田に出てそこから
JRにするのがベストとわかり、神田駅に降り立った。

最初から神田経由で行こうと計画していた訳ではなく、電車の
中で最近の大きな地下鉄路線図を見ていてひらめいただけだ。

神田駅に降り立って印象が変わっていたのと、改札を入ると直ぐに
短いエスカレータが出来ていたことに時の流れを痛感した。

神田は、小学校、中学校と通学していた駅だ。
もっと広い印象だったのにいつも通り過ぎていた切符売り場は
思いのほか狭い、ちっぽけな場所だった。出口から神田の外の
様子がチラと見えた。

小説に出てくる「国鉄ストアー」のある方向は多分こちらではないの
だろう。ピンクベアのある反対側のことだろうか?
通学していた頃、ピンクベアのあるほうにはついぞ行ったことが
なかった。

神田駅ってこんなに小さな駅だったっけ?
出口を出ると右側に新聞・雑誌のスタンドがあって、その先の信号
を渡って学校に行くのだった。会社員と学生だけの街・・

更にこの小説に登場する鍋屋横丁もタクシーで何度か通った場所で
意外と身近な場所が舞台となっていてなんとも不思議な感覚の小説
だった。
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時の流れ

2006年11月26日 19時22分59秒 | Weblog
この2週間はなにやら時間の流れる感覚がいつもと違った。

それというのも普段、座敷ブ~ブ~宜しく家に籠ってじっと
しているタチのV-shan が何を思い立ったか、立て続けに
ミイラ展、映画、新潟うんめもん市、へと出かけたからである。

普段どこへも行かず家で蟄居していると、たまに半日
出かけただけで、時間の流れが変わる。

更にその前2回図書館に行って、二度とも雨に濡れて帰って
来ている。この源氏物語はその2回のうちの後の方の、隣町
の中央図書館から借りて来たものだ。

普段、NHKの連続小説だの、大河時代劇だのは一顧だにしない
V-shan なのだが、何かの拍子にNHKをつけた時、田辺聖子の
『いもだこなんきん』という朝の連ドラの紹介特集をしていた
のがきっかけで、図書館に行った際、田辺聖子が私本として
作った源氏物語の簡単朗読ライブラリーが目についた。 

本命は、当然夏目漱石の朗読ライブラリーの方だったのだが
オーディオは10本まで借りられるというので、生来ガメツイ
V-shan のこと、田辺の源氏も借りて、更に館内の美術書棚を
巡っていたら、源氏絵巻の大本もあってゲットしてきたのだ。

先週来、なんだかせわしなかったが、昨日からこのテープを
聴いていたらゆったりするのと、面白いのとで全巻テープに
してくれたらよかったのに・・と思う。

源氏物語なんて高校生の時、古典で勉強して試験の準備の為
だけに図書館で口語訳の読みにくい文庫本をつまみ読みしただけ
なので、その内容も時代の雰囲気も男女の機微もここまではっき
りとは解からなかった。

このテープでは、田辺聖子特有の中年のおっさんおばはんの
観点から男女の仲っちゅうもんを見ていて、青臭い17歳の
単なる血気盛んなだけの光源氏の行動をまだまだ・・として
いる図がおもしろい。

語り口が関西弁なのもおもしろい。森繁久彌、加藤道子声。
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隣町の中央図書館

2006年11月16日 00時24分11秒 | Weblog
朗読ライブラリーを検索していて、隣町の
中央図書館にあると解かったので、昨日の
夕方、ようやく出かけた。

隣町の図書館は駅ビルの中の分館は時々
利用するが中央は今回初めてだった。

たまには違う図書館に寄ってみるもんだ。
オーデオ資料が充実している。
しかも大抵開架図書扱いになっている様で
目で確かめられるのがいい。アニメのテープも
いろいろあった。スヌーピーがあって驚いた。

朗読テープはここでも東京エービーセンターの
ものだが、なぜかしらウチの市の図書館で破損
していたものと同じものがこちらでも破損して
欠番になっていた。残念。

なにね。夏目漱石の朗読ライブラリーを可能な
限りダビングしておいて、老後病院にでも入ったら
日がな一日、聞いて過ごそうと思ってね。

きっと周りの介護の人達訝しくおもうだろうな。
「あのおばあさん、正気じゃないのに、何だって
あんな高尚な文学を一日中聞いてるんだろう。
きっと昔はさぞやインテリの人だったんだね?」

そう周りの者に思わせて、せいぜい煙にまいてやる
のが今からの楽しみなのだ。そのためにもせっせと
ダビングしておかなくちゃ。せっせ、せっせ。

あ、写真はこの館の玄関の所のコーナー。ここで
ちょっと雨が止むのを待っていた。椅子の足車が
ついていて、椅子の出し入れの際音がしない。
これに乗ったまま館内をぐるぐるしたいな。
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OPTONICAのプレイヤー

2006年11月15日 15時25分27秒 | Weblog
昨日は終日頭痛で辟易した。(ーー;)

出勤する前、「G線上のアリア」で有名なバッハの管弦楽組曲
第3番をオーケストラを違えて聞いていた。
この曲、ブラピの映画「セブン」中、モーガン・フリーマンが図書館
で深夜調べ物をしている間中、BGMで流れていて印象的だったが、
この曲の演奏テンポはオーケストラに寄ってかなり違う。

とりわけ出だしの音から次の音に移行する迄の時間の長短に
微妙な差があって変に間延びして感じてしまい、思わず喉首をかき
むしりたくなるのだが、この曲はどうも最初、かの有名なスキャット
の女王ダニエル・リカーリのテンポで馴染んでしまった為、本来の
演奏がみんな間延びして聞こえる。

で、なつかしのダニエル・リカーリのレコードを流行に遅れる事
数年にして、買って来て、連日聞いていたプレイヤーがこれ。
OPTONICAのプレイヤー。見よ!(見えるかな? 後方・・・(ーー;))
この大きなスピーカー! ウーハーとかなんとかヤマモトさんや
どてら親爺達が言っていた気がする。

当然、これは出始めの頃に兄ちゃんが(多分秋葉原で)買うたもので、
そのあと、SONYのテープデッキに買い換えた為、独立した時置いて
行ったお下がりだ。 ということは、当然 V-shan のモノ。

これを手に入れた後は、人よりずっと遅れて色んなLPを買いまくって
これで聞いていた。ダニエル・リカーリのLPもその一つ。

今では、V-shan の部屋でこんな風に物に埋もれているがそれでも
時々は物を全部どかして昔のLPを聞いてみるのだ。

それにしても何と小汚い V-shan の部屋なんだ! (ーー;)
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つる付き

2006年11月13日 12時40分50秒 | Weblog
これから、ブランチの定番、フルーツヨーグルトを食そうと
りんごを取り出したら、いまどき珍しいつる付きだった。

りんごと言えば、この形なのに、今ではこれに当たる事も
少なくなっている。

せっかくなので、今日の一枚! パチ!
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これが噂の・・

2006年11月11日 00時38分23秒 | Weblog
浅田次郎の「地下鉄(メトロ)に乗って」の特別版だ。
リクエストしておいたのが、昨日届いた。

夜、早速読んでみた。読みやすい。すらすら読める。
舞台も赤坂見附や中野・・あたり。
昔よくとおっていたので、親近感が湧く。

装丁も洒落ている。
表紙の真ん中に空いた小さな四角。その中に見える赤い電車が
地下鉄丸の内線だ。昔、これと銀座線を乗り継いで通勤していた。

さあ、今夜もまた読もう!
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柿の条件反射

2006年11月08日 14時02分08秒 | Weblog
柿を買ってきた。

で、さあ柿を食べよう! というと決まって
「柿食えば~・・・」と言ってしまう。

いつもだ。決まっていつもだ。

柿を食べる時は、決まってこの一句を口ずさむ。
いつもなので、我ながらあきれて爆笑している。

刷り込まれてしまった柿の条件反射。


写真は、次郎ちゃんと・・あれ? もう1種類はなんだったかな?
福岡の・・・と商札にかいてあったのに・・???
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週末の図書館

2006年11月04日 20時21分06秒 | Weblog
久し振りに中央図書館に行った。
今日までにカウンターに直接返却しなければならない、取り寄せ図書の
返却日だったからだ。

5時まで目いっぱいその本を読んでから、返した。
で、本日のお土産はこちら3冊。

全部子供の本関係だ。
秘密の図書館は題名に引かれて。でもこれ、ネイシャン・サーガを書いた
人の作品だって。ふぅ~ん。
あとはハリポタの英語版。たまには英語でも読まないと・・

で、最後に5分あったのでチョロウロしていて偶然見つけたくまプーの
全書。くまのプーさんって、一度も読んだ事ないのだが、昨日TVで英国
紅茶紀行の番組をやっていてその中でくまプーの挿絵がえらく気に入り、
その挿絵が目当て。

くまプーの絵は前から知っていたが、こんなに動きのある絵だとは知らず、
きっと写生を元にしたものに違い無いと思って、よく見るためだ。
時間があったら、真似して描いてみよう。
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ポヤリバとコラソン

2006年11月01日 02時17分05秒 | Weblog
全くの偶然から今まで耳で聞いていただけのスペイン語の単語の
意味が氷解した。

ポヤリバとコラソン

コラソン。
スペイン語の歌を聴いているとやたらに出てくる。
ニ コラソン・・・とかね。
多分(何故か知らないが)「心」って意味じゃないかと感じていた。

今日、晩御飯食べながらずっと前に録っておいた映画「蝶の舌」を
聞いていて、ポヤリバって発音しているのが聞こえた。
思わず顔を上げてもう一度聞きなおす。
やっぱりそう。聞き覚えのある ポヤリバ・・・ボノ ポヤリバって言ってる・・

で、字幕を見ると「じゃあな!」

自分の部屋へ駆け込んで、リッキー・マーチンのテープの題名を見る。
と、POR ARRIBA,POR ABAJO という曲がある。
聞くと、♪ポヤリバ ポヤバホ~♪と歌っている。これだ!

で、せっせとネットで検索するも、ポヤリバはヒットしない。
くそ!と思って、コラソンを調べるとこちらはカタカナでもヒットした。
心だって。やっぱり! 

ポヤリバはもしかして、イタリア語でサヨナラって、アリベデルチって言ってるみたいだから
その アリベ みたいに明日って意味かな?
for tomorrow・・

フランス語のアビャント・・スペル綴れない・・とはちょっと違う感じだ。

スペイン語って全くわからないので、リッキー・マーチンの、貰ったテープ、
歌詞は聞こえてくるままで覚えているのだが、「再生」が出来ない。

できるのは所謂心理学でいう「再認」っていうやつだ。
自分でこうだ!と表現する事は出来ないけれど、表現されているのを見たり聞いたりして、
これだ!といえるってヤツ。

なので、今日まで ポヤリバ も自分からは再生できないでいた。
聞けば、あ、そうそうと解かるって感じだった。
でも、一度声に出して(スペルを確認して)言ってみると定着するんだね。

で、あとはARRIBA(アリバ)とABAJO(アバホ)が何なのか知りたいものだ!
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