歩行中、大概、足元の蟻は踏まないように避けて通る。
でも時々残虐な気持ちになってわざと蟻を踏みつけてみる。
そうして、通り過ぎてニヤっと笑う。
だが、振り返って件の蟻をみると、何事もなかったかのように、あるいは少し動きが早くなって、元居た周辺を歩きまわっている。
ニヤリがなんとなくホッとしたような、はたまた、チェッというような苦笑いに変わる。
蟻は踏まれても死なない。へこまない。
人間で言ったら、何トンの重みに耐えられるのだろう。
だから、時々蟻を踏んでみる。
でも時々残虐な気持ちになってわざと蟻を踏みつけてみる。
そうして、通り過ぎてニヤっと笑う。
だが、振り返って件の蟻をみると、何事もなかったかのように、あるいは少し動きが早くなって、元居た周辺を歩きまわっている。
ニヤリがなんとなくホッとしたような、はたまた、チェッというような苦笑いに変わる。
蟻は踏まれても死なない。へこまない。
人間で言ったら、何トンの重みに耐えられるのだろう。
だから、時々蟻を踏んでみる。