通勤／ちょっとだけ遠回りコース。

電車＋徒歩通勤３日目の今朝は、
メーンストリートを歩く最短コースより１本北側の道を
ちょっとだけ遠回りしてみました。


名古屋のど真ん中「栄」の地下鉄出入口のすぐ脇に、
大きなビルに隠れるように



実は教会があることを知らない人も増えてきました。

たしかにデザインも都会的で
気付かないのも無理ないかもしれませんが。


教会といえばキリスト教、
キリスト教といえば、そう、クリスマスです。



ショーウインドーには早くもクリスマス飾りがお目見えし、



街路樹を渡してイルミネーション用の豆電球も吊り下げられています。


いつも車で前を通りながら
いつかちゃんと撮りたいと思っていた「ある物」を、
今朝やっと撮ってきました。

これです。



ビルの一角にある交番です。

帽子をかぶり、
敬礼をしている様子のデザインが可愛いでしょ？

立ち番のお巡りさんに「撮って、いいですか？」と聞くと、
「どうぞ、どうぞ」と言いながら、自分は中に入ろうとしたのを引き止めて、
カメラに収まってもらいました。

でも、カメラを見ずに横を向いたままなんて、
純情そうで好感をもてましたよ。


少し大きな交差点の角では、
こんなプレートを発見しました。



サッカー「名古屋グランパス」の主力選手として活躍し、
2001年10月に引退したストイコビッチ選手、愛称ピクシーの記念プレートです。

こんな所にあったことを知ったのも
徒歩通勤ならではの発見でしょう。


そして、
徒歩通勤ならではの今朝一番の発見といえば、
これでした。



コンビニの脇に捨てられていた、きれいな花束です。

結婚退社のお祝いだったのでしょうか。
定年退職の餞（はなむけ）だったのでしょうか。
それとも……と考えても、思いつきません。

しかも、
その花束が、なぜそのまま、
ここにこうして置き捨てられているのでしょうか。



都会の朝には、
いろいろな人生ドラマの名残りが、
生々しく残されていたりするのですね。


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通勤／「盛り場コース」編。

昨日から始まった電車＋徒歩通勤。

せっかくなので、昨日とは違う道を選んだ今朝は「盛り場コース」です。



昔は近くに女子大があったことから「女子大小路」と呼ばれるこの界隈は、
名古屋の中心部・栄を挟んだちょうど反対側に「錦三」（きんさん）と呼ばれる歓楽街ができるまで、
名古屋で最大の夜の盛り場でした。

いまでも多くのスナックや居酒屋が軒を並べていますが、
どうやら「女子大小路」はオジサン世代、
「錦三」は比較的若い世代――というように客層が分かれてきているようで、
どこかレトロな雰囲気が漂い始めています。


そういう飲み屋街でよく見かけるのが、
店の入口に貼られたこんな「断り書き」です。



私は少なくとも「やくざ風暴力団の方」ではありませんが、
「当店の雰囲気に合わない方」ではあるかも知れないと、
昔はドアを引くのにしばしば気後れしたものです。


体質的に酒に強くありません。
にもかかわらず、
若気の至りでこの界隈に足を踏み入れることが15年前、
いや20年前までは、少なくありませんでした。

といっても、
一晩に何軒かをハシゴするというようなことはなく、
ほとんど１軒か２軒に腰を据え、
年増のママと世間話をしながら、
水割りをチビリチビリと飲むだけです。


そんな行きつけだった店の方向へ久しぶりに足を向けると――



ビルごと、
なくなっていました。


♪Marry Jane on my mind……

「つのだ☆ひろ」のヒット曲「メリー・ジェーン」を
目をつぶって聴いていると涙がにじんで来るほど上手に歌い上げたあの年増ママは、
いまどうしているのでしょうか。


界隈の一角にある公園は、かつてはホームレスの溜まり場で、
たしか殺人事件も起きた物騒な場所でしたが、
現在は



ずいぶん小ぎれいに整備されていました。


いろんな人たちが、
時の流れとともに、
どこかへ追いやられていったようです。


そんな町にも



いま、秋が



少しずつ深まりゆく気配を、
感じました。


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初出勤？

事情があって、しばらくの間、電車通勤をすることになりました。


その意味では「初出勤」の今朝は、
わざと一駅前で地下鉄を降り、
メーンストリートをカメラ片手に歩いてみました。



そう、「カメラ片手に」です。

呆れられるかも知れませんが、
「ブロガー」の端くれとしてはやはり、
カメラは手放せません。


電車＋徒歩での出勤は、たぶん20年ぶりほどになるでしょうか。

それだけに、
いつものマイカー通勤とは違った風景・光景が物珍しく目に映り、
あちらを見たり、こちらを見たり、時には振り返ったり、見上げたりと、
まるで「お上りさん」状態です。

でも、
おかげで、
いつもは通りを隔てた遠くからしか拝見できないウインドーの中の美女を



こんな間近に見ることができましたし、

かと思えば、



藤原紀香さんから「おはよう！」なんて声を掛けられちゃったりして、
純情なオジサン（辺りをキョロキョロ見回さない！　私です、私！）としては、
大変ドギマギしたのであります。


そればかりでなく、
歩道脇の街路樹の根元に



こんなきれいな「リコリス」がまだ咲いていたことも、
今朝歩いてみて知りましたし、

ビルの谷間に埋もれた小さな寺の前では、



そこだけふと落ち着くような空間にも出会いました。


さらに、私が興味を抱いたのが、これでした。



「タイムカプセル 埋設位置」と刻まれていました。
中部日本放送の本社ビル前です。

いったい何年前に、
誰が、
何を、
ここに埋めたのでしょうか。

そして、
いつ掘り出す計画なのでしょうか。


いろいろ考えながら歩く電車＋徒歩通勤も、
悪くないものです。

というので、
明日はまた別のルートを歩いてみようかなどと、
久しぶりに「出勤」を楽しみを覚えている私です。


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うわのそら的寸撮／谷あり、山あり。

■撮影場所/三重県桑名市、「ジャズドリーム長島」駐車場で / 2007.10.28　17:36:22
■NIKON　D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F2.8 1/15秒 ISO250 /シャッタースピード優先AE 補正±0 スポット測光

人生、たしかに山あり、谷ありです。

それだけでなく、
途中で急回転したり、
時には天地がひっくり返るようなことだってあるでしょう。

でも、
最後はやっぱり
「山」の頂きで終わることを信じましょうよ。


だって、
信じれば、
今夜のわが中日ドラゴンズのように、
日本シリーズ緒戦の敗退を跳ね返し、
栄冠奪取への弾みをつけることだってできるんですから。

再び、
がんばれ、ドラゴンズ！！


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県営名古屋空港。

出迎えのため、久しぶりに



「名古屋空港」へ行ってきました。


かつては「名古屋国際空港」。
でも現在は、「名古屋圏の空の玄関口としての主役の座を中部国際空港」通称「セントレア」に奪われ、
「県営名古屋空港」に格下げになってしまいました。

なので、
空港ビルの広さは半分になり、
それでもまだ



人影があまりありません。

このため、コミューターの利用客には



駐車場を「１週間無料!」にしていますが、
だからと言って、それで利用客が増えるものなのでしょうか。



いきおい、構内の売店も



客はまばらです。


たぶんこのあたりに積まれていたはずの



伊勢名物「赤福」は、見当たりません。


代わって、企画展なのでしょうか、



名古屋空港と結んでいる地方の「ご当地カレー」コーナーが設けられていました。


その「愛知代表」は



「八丁味噌カレー」です。
でも……。

私、愛知県人をずいぶん長いことやっていますが、
「八丁味噌」カレーは、食べたことがありません。
っていうか、聞いたこともありません。


そして、
「秋田代表」は



「比内地鶏カレー」だそうです。
………いわゆる「風評被害」を受けていなければいいんですけど。



空港内にはたくさんのポスターが貼られていますが、
その中で目に止まったのは



「Ｉ　ＬＯＶＥ　ＣＤ ！」。
音楽ＣＤの広告ではありません。
岩瀬クンがＰＲしている「ＣＤ」は「ＣＨＵＮＩＣＨＩ　ＤＲＡＧＯＮＳ」です。

でも――。
インパクトの強さという点では、
岩瀬クンは、
近くに貼られていたこちらのポスターに、
完璧に負けていました。



「小池クン」です。
いえ、言い間違えました、
「おい、小池！」です。

詳しくは読まなかったので
彼がいったい何をしでかしたのか、気になります。

ともあれ、200万円の懸賞金がかかっているようなので、
発見された方は、最寄の警察へどうぞ。



気になると言えば、
気になる案内板を発見しちゃいました。



↑こちらは、出発ロビーの案内板。
問題はありません。

けれども、



↑到着ロビーの案内板は、
本当にこのままで、いいんでしょうか。

だって、
主翼の下にあるべき主車輪が
出ていないんですけどぉ。

とても、
不安です。


――などと、いつもながらのろくでもないブログを書きながら観ているからでしょうか、
プロ野球「日本シリーズ」第１戦で、
わが中日ドラゴンズは現在、日本ハムに２点のリードを許し、劣勢です。
抑えのエース・岩瀬クンの出番がないまま、
今夜は終わるのでしょうか。

そうなっては困るので、
この辺で「投稿」ボタンをポチリとクリックして、
声援に回ることにします。

がんばれ、ドラゴンズ！！



追記　わが中日ドラゴンズ、負けちゃいました。
　　　　私がブログにかまけて、声援を怠ったせいです。
　　　　猛省しています。ドラ・ファンのみなさん、ゴメンナサイ。
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うわのそら的寸撮／何を…。

■撮影場所/名古屋市北区「名城公園」で　2007.10.12 08:27:03
■NIKON D80 / TAMRON SP AF Di 90mm MACRO　/　F3.0　1/320秒　ISO560 / シャッタースピード優先AE　補正＋1　分割測光

朝の公園のベンチに座る彼を見ました。


彼は、
明らかに
何かを考えています。

　　　　　　　

彼が何を考えているのかを、
とても、
とても知りたいと思いました。

　　　　　　　

でも結局、
彼がいったい何を考えているかを
推し量ることさえできませんでした。

　　　　　　　

ただ、間違いなく言えるのは、
彼は私なんかよりはるかに
人間的だったということです。


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いよいよ。

今週に入り、朝晩かなり冷え込むようになったからでしょうか、
通勤途上に毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」の木々の中で
「ナンキンハゼ」の木が



今年も一番早く色づき始めました。


去年のブログを読み返すと、
今年の紅葉はやはり２週間ほど遅れているようです。


でも、
とりわけこの「ナンキンハゼ」の紅葉が、
私は好きなんですよねえ。

緑から赤へと
真反対色なのに微妙なグラデーションの変化が、
とても素敵じゃありません？



　　



　　



そして――。


去年この「ナンキンハゼ」の紅葉を載せた同じ日のブログに、
彼女の姿は
ありました。



「もみじ」です。

出会って間もないある日、突然姿を消してから、
もう１年経つんですね。


いまでも園内の「ネコ溜まり」近くを歩く時、
居るはずがないと分かっているのに、
つい、
彼女の姿を探してしまう自分に気付き、
苦笑したりしている、私です。


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他人の空似？

会社近くの路上の、いつも同じ場所に、
１台の大型スクーターが午前９時～午後５時の間、停められています。
近くの会社に勤める誰かが、通勤に乗ってきているのでしょうか。


そのスクーターを見ながら、
つい思うんですよね。

「顔」を、正面からアップで写したのが、
これです。




どこかでお目に掛かった気がしません？

私は、連想してしまうんですよ、
彼を。



「シュワッチ！！」――そう、ウルトラマン。

似ていると思いません？
ちょっと怖めですけど。



そして、
そのスクーターの、後ろに回ってまた驚きました。

後ろにも、
もう１つ「顔」がありました。




それを見て、またまた連想しちゃったんですよねえ、
彼を。



スターウォーズの「ダースベーダー」です。
今度は少し情けなめですけど。


「他人の空似」って、
人間だけじゃないんですね。


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十三夜。

今日は旧暦の９月13日。

今宵の月は
「十三夜」です。



「十三夜に曇りなし」と昔から言われているそうですが、
たしかに今夜も、名古屋地方は雲ひとつない夜空に、
少し欠けた、けれどそれでも美しい――いえ、だからこそ美しい「十三夜」の月が輝いています。


９月の「十五夜」を見た人は、
今夜の「十三夜」も見なければ、
「片月見」と言って、あまり宜しくない――という言い伝えもあることを、
さっきネットで調べるまで、知りませんでした。

昔からの言い伝えがだんだん忘れ去られていくことは、
寂しいと言うより、悲しいですよね。


そして……。


「十三夜」をキーワードにさっきネット検索をしていた時、
ある方が、去年の「十三夜」（去年は11月３日でしたが）に触れて書かれたブログに辿り着きました。

拝読し、
あまりにも切ない思いに、
胸が締めつけられる思いがしました。


本来なら、まずご本人の了解を得るべきことは重々承知していますが、
事後承諾をいただくことを前提として
とりあえず勝手にリンクを晴らせていただきましたので、
お読みいただければと思います。
「こちら」です。


今宵も、
多くの人々が、
それぞれの思いを胸に抱きながら、
秋空に浮かぶ「十三夜」の月を見上げていらっしゃるんでしょうね。




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ケータイ‘捕写’／秋の空。

■撮影場所・時刻／名古屋市中区　2007.10.15　11：45：23
■ケータイカメラ／SHARP 910SH（Soft Bank）■データ／F10.0 　 1/600秒 　補正±0　　中央重点平均測光

たまたまデジカメを持っていなかったり、
勤務中、会社指定の喫煙場所である外階段の踊り場で一服中に、
これはぜひ撮っておきたいと思う光景や風景に出会うことがあります。

そんなフトした時、重宝するのが「ケータイ・カメラ」です。

そこで、
せっかく500万画素もある愛用の「ケータイ・カメラ」910SH（Soft Bank）で撮った写真を、
ムダにしないよう、載せさせていただくことにしました。

シリーズ名は、「形態模写」をモジったつもりの「ケータイ‘捕写’」。

もっとも、
腕の未熟さは相変わらずなので変わり映えはしないでしょうが、
そこは広い寛容の心で、
かつ（ここが大事なところですが）会社の上役にはナイショで、
そっと見てやってくださいませんか。


その新シリーズの最初の１枚は
外階段の踊り場で紫煙をくゆらしながら見上げた「秋の空」。

天空になぜこんなに美しい「うろこ雲」が出来るのか、
不思議でなりません。


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