重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

節分草/新城市「石雲寺」

2009-01-31 | つれずれ
たしか「一日中、雨」という予報だったはずの今日の名古屋地方。

ところが、
起きてみると、
雲はまだ残っているものの、爽やかな青空が広がっているではありませんか。

嬉しかったですねえ。
朝食もそこそこに金ピカ塗装の愛車「マツケンサンバ号」のエンジンを掛け、
東名高速を一路、東に向かいました。



行き先は、隣県・長野にも程近い愛知県新城市の「石雲寺」。
「節分草」が可憐な花を咲かせ始めたと聞いたからです。




     
     「節分草」キンポウゲ科セツブンソウ属。
     主に関東以西に見られる多年草で、
     春の節分の頃に花が咲くことから、この名が付けられているそうです。

     



日本の固有種ですが、
落葉広葉樹の林縁や林床、とくに石灰岩地帯を好むため、
その自生地がだんだん少なくなり、
いまは環境省から「絶滅危惧II類」に指定されているそうです。




     
     見ているだけでつい微笑んでしまう、こんな可憐な花を、
     なんとか守ってあげたいですね。

     



花言葉は、

「人間嫌い」
「光輝」
「微笑み」

だそうです。



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工事中。

2009-01-30 | つれずれ



毎年のことながら、
年度末が近づきつつあるこの時期は、
あちらでもこちらでも「工事」だらけです。

予算を消化するため発注が集中するのでしょうが、
おかげで渋滞に拍車がかかり、大迷惑です。


ただ、
みなさんはお気づきでしたか?

たとえば――


▲「電柱をなくすために地下に電線を入れる施設をつくっています」



▲「雨水下水道をつくっています」



▲左「下水管の入替を行っています」
  右「下水管の掘削跡の復旧を行っています」



▲「道路照明設置工事を行っています」



▲「新しい公園を作っています」



いわゆる「工事案内板」の工事名の表示が、ずいぶん柔らかく、分かり易くなりましたよね。

昔は「○○○○○設置工事」とか「○○○○○改良工事」とか「○○○○○拡幅工事」などと堅苦しく書かれていたのに比べると、
最近は、いまここでどんな工事が行われているかが一目見て分かるようになりました。

国土交通省が昨年3月、学識経験者の意見を参考に、「道路工事現場における工事情報看板及び工事説明板の設置について」という、こちらは相変わらずお役所らしい題の「通達」を出し、
以来、工事案内板の表示を順次、こんなふうに変えていっているんですね。


ま、工事渋滞につかまって「いったいどんな工事をしているんだ」と腹立たしく思う気分も、
こんなふうに優しく書かれると、多少は気持ちが収まるから不思議なものです。


ただ、欲を言えば、
この看板を見た時、


▲「傷んだ舗装をなおしています」

ついでに、
こんな看板も用意してもらえたならと思ったのですが、

お堅いお役人サンには、
やはり無理なんでしょうか。




どなたか、
代わって治していただけませんか?



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うわのそら的寸撮/???……ギブアップ。

2009-01-29 | photo



私、
自慢ではありませんが、
見聞きした些細なことから発して、想像を広げるのが得意です。

いえ、
「想像」と言うよりは「空想」――いえいえすでに「妄想」の境地に達しているかも知れません。


しかしそんな私でも、
今日、会社を休んで、持病である生活習慣病の定期健診に出掛け、
検査結果が出るまでのほぼ30分間を、いつも通り病院に隣接する都心の小公園で過ごしていたとき、

園内の花壇脇に立てられていたこの看板を見て、
そこに、もともとは何と書いてあったかを想像しようと一生懸命、一生懸命がんばってはみたのですが、
結局、自信ある答えを思い浮かべるには至りませんでした。


久しぶりの完全ギブアップです。


どなたか、
読み解いた方がいらしゃったら、
教えてください。

自作の「ひょ~しょ~じょ~」をお届けします。


それにしても、
妄想の仕方によっては何やら意味ありげな「入れ」の2文字だけがなぜ消えずに残っているかも、
摩訶不思議です。


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あなたの人生…

2009-01-28 | つれずれ



「あなたの人生、終わりですよ。」
――と、いきなりこの人に、この顔で言われると、ドキッとします。


名古屋駅前の地下駐車場へ下りる階段の壁に、このポスターは貼られていました。

「飲酒運転は確信犯です。」
「飲酒運転は、被害者とあなたを不幸にするばかりか、
 あなたのいちばん身近な人たちまで巻き添えにします。」
              ― 愛知県警察/愛知県交通安全協会 ―


飲酒運転など悪質運転の処分を厳しくする道路交通法施行令の改正案が昨27日、閣議決定され、
今年6月1日から施行される運びになりました。

とくに「酒気帯び運転」では、呼気1㍑中のアルコール濃度が0.25㎎以上の場合、
違反点数が現行の13点から一気に25点へと引き上げられ、
過去に違反歴がなくても一発で「免許取り消し」になることになります。


結構な話じゃないですか。
誰も文句は言いますまい。
どんどん厳しく取り締まってほしいものです。



――という話とは全然関係なく、
「あなたの人生、終わりですよ。」と、
いきなりこの人に、この顔で言われて思わずドキッとするのは、

いま歩んでいる自分の人生のどこかに、
後ろめたさや不満足さを抱えているという「思い当たり」が、
少なからずあるからなんでしょうかね。




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なぜ、この場所に?

2009-01-27 | つれずれ


名古屋市内を走る高速道路の橋脚で見つけました。
いつ、誰が、この工事を請け負ったかを記録することが義務付けられているのでしょうね。





その必要性は、なんとなく分かります。

でもね。


それを表示する場所がなぜここでなければならないのかが
私にはさっぱり理解できません。

だって、
ほらね。



すべての橋脚の同じ場所にありました。


「表示」というのは、
必ずしも見易い場所に掲げるものとは限らないのですね。


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白い世界。

2009-01-26 | photo


あまりの白さに一瞬、
ここにだけ昨夜、雪が降ったのかと錯覚しました。

通勤途上に今朝も立ち寄った名古屋市北区「名城公園」の、遊戯広場の芝生。

違いました。
雪ではなく、
一面に霜が降りていたのです。



そんな「霜化粧」した広場の真ん中に見つけたのは、



松ぼっくり1個。


すぐ近くに松の木はありません。

カラスが運んで来たのでしょうか。
それとも、
週末に広場で遊んだ子供たちが、
どこからか蹴りながら転がして来たのでしょうか。

可愛いですよね。



名古屋地方は今日の最低気温がマイナス1.6℃と、
連日氷点下の寒い日が続いています。

おかげで、
拙宅の太陽熱温水器は今朝もまた凍結してポタリともせず、
手が切れるように冷たい水での洗顔を余儀なくされて、
私は朝からメソメソと泣いています。


その意味では、
は~るよ、来い!
は~やく、来い!です。




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落日――37分間。

2009-01-25 | つれずれ
夕刻、買い出しに出掛けた西の空に日が沈みつつあるのに気付き、
北名古屋市内で誰でも自由に出入りできる最も高い場所――ミニ百貨店の7階建て駐車場の屋上に車を上げ、
37分間、
落日を見ていました。
















このミニ百貨店は私鉄駅に隣接しており、
駐車場の真下には線路が走っています。

私が居た時間帯は、休日とはいえ本数が多く、
その37分間におそらく10本近い列車が
駅に停車したり、通過していったはずです。


でも、

そんな音をまったく覚えていないほど、
静かな、
静かな落日でした。


(写真をクリックすると大きくなります。本文へはIEの「戻る」ボタンを使ってください)
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西へ。

2009-01-24 | つれずれ
平日は家と会社とをただ行き帰りしているだけの私。
なので、1週間ぶりに坪庭に下りた今朝、



大好きな花の一つ、クリスマスローズが
つぼみを膨らませつつあるのを発見しました。

やはり、
春は少しずつ近づいているのですね。

――などと思いながらクリスマスローズにピントを合わせていると、
小さな白い点が2つ、3つ、フワフワとファインダーの中を横切ってゆきます。

顔を上げると、
細雪です。

今日は朝から少し強めの風が吹いていました。
その、北西からの冷たい伊吹下ろしの風が、雪を運んできたのでしょうね。



そんなふうに細かな雪が待っているのを見ているうちに、
だんだんソワソワし始めている自分に気付きました。

だって、
私は、
寒がり屋のくせに、
雪が大好きなんです。



空を見ながらしばらく思案していましたが、
やはり我慢ができなくなり、
愛車「マツケンサンバ」号のエンジンを掛けると、



名神高速道路を西に向かいました。

そして、
ほぼ1時間後、
私は、こんな風景の中にいました。



北名古屋市の自宅まで雪を運んで来た伊吹山の裾野、関ケ原周辺です。


特別に何かがなくても、
私はこんな雪景色が
ただ好きなだけです。


というので、
以下はありきたりの雪景色を数枚――。











そうそう、
久しぶりの雪に喜んで機嫌が良かったのは、
実は私だけではありません。



ほぼ1ト月前にスタッドレスタイヤに履き替えたにもかかわらず、
今シーズンはまだ一度も雪道を走っていなかったわが愛車「マツケンサンバ号」です。

何しろ彼は、
寒冷地仕様の、なぜかいまだに北海道ナンバーという
生粋の「道産子」なんですから。


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うわのそら的寸撮/微妙な緊張感。

2009-01-23 | photo

■場所 / 名古屋市北区「名城公園」 ■日時 2009.1.23 8:15:11 ■カメラ / NIKON D80 ■レンズ / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM ■データ / F2.8 1/60秒 ISO400 焦点距離30mm / シャッタースピード優先AE 分割測光


雨上がりの今朝の名古屋市北区「名城公園」。


共にこの場所を住処(すみか)にするカラス軍団と「公園ネコ」ですが、
だからといって決して仲良くはせず、
いつもギリギリの距離を保ちながら、
緊張感のある毎日を過ごしています。

そんな微妙な関係を象徴するような光景を、
今日このワン・ショットに見ました。


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いらっしゃい!

2009-01-22 | つれずれ



いらっしゃい! 駄菓子屋「うわのそら」へ。


私の勤務先では、なぜか最近、お菓子の差し入れが頻繁に回ってきます。
出張帰りのお土産とか、
田舎に帰ったお土産とか、
出入りの業者さんがあいさつに持ってきたとか、
法事のお下がりだとか、理由はさまざま。


「お一つどうぞ」と持って来られた時、たいていはすぐに口にしてしまうのですが、
たまに――そう、ごくたま~にですが 忙しかったり考え事をしている最中だと、
「ありがとう」と受け取ったまま置きっ放しにしてしまうことも、ままあります。

今日気が付いたら、
そんな菓子類が、サイドデスクの隅にちっちゃな山を築いていました。

「ロシアンスイーツ」(松河屋)   1個
「太閤出世餅」(太閤餅)      1個
「穂の香せんべい」(亀田製菓)  3枚
「芸どころ」(松河屋)        1個
「チョコレートパイ」(不詳)     1個
「ココアピーナッツ」(モロゾフ)   1袋
「美濃せんべい」(不詳)      2枚
「キットカット」(ネスレ)       1個
「じゃがりこ手羽先味」(カルビー) 1袋

――以上合計12個。



あいにく生活習慣病の私は、
これらを全部一度に食べ切るわけにはまいりません。

確認しましたが、賞味期限はすべてOKですので、
よろしかったら、
お一つ、いかがですか?





わっ!






無くなるの、
早っ!

それに、誰です? 2個いっぺんに持って行った人は?


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