木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

大天狗の姫君

2023-10-29 22:56:27 | ドラマ
「どうする家康」は関ヶ原の戦い間近。
サブタイトルは「逆襲の三成」とありましたが
真の敵は茶々なり

上杉に謀反の疑いありとして
家康に討伐を勧める一方で
家康討伐を決断した三成に
資金援助を秘密裡に行い
打倒家康を命ずる茶々。
その一方で、三成が挙兵して困っていると
家康に文を送る茶々。
どちらの軍にも大義名分を与え
どちらが勝っても自分は敗者にならない

前作の後白河法皇を連想しました
源平どちらにも大義名分を与え
源氏が勝つと、頼朝、義経両方に院宣を出し
自分は一切損をしない。
頼朝をして大天狗と言わしめた後白河法皇のように
家康や三成を手のひらで転がしているかのようでした。

もし、大坂の陣で徳川が敗れたら
茶々が正義となったことでしょう。

家康を信用していたお市の方と
同じ顔なのに性格が全く違う
そのギャップが面白いと感じた回でありました。

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うさぎが狸に化ける時

2023-10-22 21:41:14 | ドラマ
秀吉と利家という二つの巨星が墜ちた
今回の「どうする家康」
星を見る仲であった家康と三成が
ついに決別となりました。

見る側によって評価が変わるのが
歴史上の人物。
家康が狸になったというよりは
周りが狸にした感があります。

三成初登場シーンの時は
本当は友でいたかったのに
図らずも敵同士になってしまったという
展開を予想していたのに
やはり決別してしまうのですね
「西郷どん」での西郷と慶喜の決別を
彷彿とさせる名場面でした。

個人的にしびれたのは
本多忠勝の「どこまでもついていきますぞ」の台詞
序盤で「お前を主と認めぬ」といっていた忠勝から
この台詞が出ました
いよいよ家康が忠勝にとっての
真の主君になったように見えました
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さらば四天王筆頭

2023-10-15 21:41:19 | ドラマ
サブタイトルは「太閤くたばる」ですが
「忠次の花道」といってもいいくらい見事な退場。

徳川主体のドラマなので当然ですが
秀吉の最期と忠次の最期。
二人の描き方が実に対照的。

老いても家康の元に馳せ参じようとする忠次。
それを支える妻の登与の
「ご苦労さまでございました」の一言
「軍師官兵衛」を彷彿とさせる
見事な最期でした。

先週の予告で
「あなたのお子とお思いですか」の一言に
淀の不倫を疑いましたが
そういう意図があったとは。
ラスボス淀の存在感を垣間見ました。
その後の涙が猿芝居に見えてしまいました
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狐に取り憑かれた猿

2023-10-08 21:39:05 | ドラマ
今回の「どうする家康」は「唐入り」の回
秀吉を弁護するなら戦の世の後
武人たちのモチベーションを外に向けるのは
一つの施策。
朝鮮の役を選択したのもやむを得ないこと。

しかし結果としては大失敗。
浅野長政の正論に激怒する秀吉。
都合の悪い情報を秀吉に伝えない
三成の大本営発表。
太平洋戦争を見ているようでした。

名護屋城を訪れた元将軍の
秀吉への助言。
それを聞いてかつての英明さを
取り戻したかに見える秀吉。
史実と異なり耄碌しないのか、
と思いきや、淀の子どもが
また秀吉を狂わせてしまうのですね。

いよいよ家康の天下取りが
次回から始まります。
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関ヶ原の戦い前哨戦の地

2023-10-08 21:22:18 | 東海
大河ドラマ紀行の一環で関ヶ原訪問を計画。
その前に郡上八幡を訪問
岐阜の城郭巡りを兼ねての訪問であり
関ヶ原の戦いとは関係ないと考えていましたが
全く関係ないわけではないと
ここで知りました。

関ヶ原の戦いの10日前、
東軍の遠藤氏と西軍の稲葉氏が
郡上八幡城を巡り対決。
勝利した遠藤氏が関ヶ原の戦いにも参陣しました。

関ヶ原の戦いの前哨戦といえば
伏見城が有名ですが
ここもそうだったとは。
その遠藤氏がきづいた城郭。

そして城下町

小さいですが名城です。

ここは山内一豊の妻千代の出生地
(諸説あり)

舞台にはなりませんが
ここも大河ドラマの聖地です
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徳川殿の八人衆

2023-10-02 17:20:04 | ドラマ
実際はもっと多くの家臣がいたのでしょうが
今回の家康の関東国替えの場面には
代表して8人の家臣が居合わせました。

前作の「鎌倉殿の13人」の面々は
潰し合いの末に最後は北条が勝ち残る展開。
それに対して結束力のなんと強いこと。
「さらば三河武士団」とありますが
その肩書がなくなるだけのこと
気持ちは変わらぬ三河武士団そのものです。
その結束力を見せたのが
北条滅亡後というのもいとをかし。
執権の北条とは別の家系ではありますが。

そして面白いと感じたのが石田三成の一言
共に手を取り合って平和な世を作りましょう
後世の人間としては
「後に争う相手ですよ」と言いたいけれど
おそらく石田殿は
「世の中は変わるのです」と返されそうです
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