木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

事実を知らぬ道兼

2024-02-26 16:41:36 | ドラマ
「光る君へ」第8回「招かれざる客」は
おそらく序盤の名場面となるであろう回でした。

大半は兼家重態から始まり
右大臣家を排除したい花山帝と
危機を迎えた右大臣家の動向が中心。

打毬の感想会で登場しましたが
それきりまひろが出てこないではないか
と思いきや
道兼と邸宅で鉢合わせするとは
道兼自身は殺した相手がまひろの母とは知らない様子。
それを隠しながら対応する為時とまひろのもどかしさ
何も知らない道兼が滑稽にすら見えてしまうほど
緊迫した場面でした。

そして、仮病の兼家、腕に痣をつくった道兼、
直秀を前にほくそ笑む道長。
来週が楽しみです
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打毬 恋の始まりと終わり

2024-02-20 23:09:59 | ドラマ
大河ドラマ「光る君へ」第7回
おかしきことこそ

前回、散楽の座長、直秀は
まひろが書いた演目を却下されますが
今回は見事に採用。
右大臣家の批判とされ上演中止となりますが
今後、日本を代表する物語作家の
片鱗を見ました。

注目したのは最後の打毬の場面。
ポロは知っていましたが
その原型か古代中国にあったとは
平安貴族のスポーツとは
蹴鞠だけかと思っていたらそうではなかったのですね。
不勉強でした。

その打毬の場面で~
道長をみつめる倫子
猫を追いかけた先で
道長の言葉を聞き
衝撃を受けたまひろ
道長を巡る恋の始まりと終わりを見ました。

身分が低い女性とは結婚できない
せいぜい、妾。
今では非常識な発言も
当時は主流であったのですね。
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清少納言登場

2024-02-12 10:55:42 | ドラマ
紫式部を語る上で欠かせない
清少納言がついに登場。

大河ドラマ「光る君へ」は
「二人の才女」
予告の段階で、登場はわかっていましたが
改めてみると二人の対面は
絵になります。
数多の平安女流文学者でも
トップクラスの二人ですから。

清少納言曰く「夏はよる」ですが
大河ドラマファンにとっては
今年に限りサマーはウィカ
一年がいよいよ始まりました。

ファンサイトをみると
「清少納言」の読み方を
「せいしょう・なごん」と思っていた方が多いようです
多くの四字熟語が二文字切りなので無理からぬこと
かくいう自分も中学生の時、父に指摘されるまで
上記の読み方をしていましたから。
これで「せい・しょうなごん」が浸透してもらえたら
歴史好き、国文学科出身としては嬉しいです。

今回は藤原祇子様お隠れの場面がありました
弘徽殿の女御と称されており
「源氏物語」の序盤を連想しました
こちらは他の女御や更衣に
いじめられてはいませんでしたが。
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源氏物語が生まれた場所

2024-02-03 09:09:41 | 関西
今年大河ドラマ館が設置されるのは
大津市、敦賀市、宇治市。
敦賀市は2月、宇治市は3月からのため
まだ見ることができませんが
大津市は1月29日にオープン。
なので見に行きました。


会場は石山寺
紫式部が参詣した折に
「源氏物語」の着想を得た場所
出演者サインや紹介動画など
撮影不可の場所がありますが
これまでの大河ドラマ館と比べると
撮影可能の範囲が広いのが魅力
なかでも紫式部と清少納言の揃い踏みは
感激でした
仲が悪いという説もありますが
今回は文学を通じた同志として
描かれるという期待を抱かせます

源氏物語恋するあはれ展が同時開催

源氏物語に登場する恋物語を
現代風にイラスト化した展示会。
風習が変わっても男女の恋は
時代を超える、それを象徴しており
見ているだけで心躍ります。

境内には清水の舞台を思わせる光堂

紫式部像

源頼朝寄進による現存最古の多宝塔など

見どころ満載。
清水寺や延暦寺などのように
誰もが知る寺ではありませんが
魅力はたくさんありました

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三名閣揃い踏み

2024-02-03 08:53:22 | 関西
京都には三名閣あり
鹿苑寺金閣

慈照寺銀閣

西本願寺飛雲閣


そのうち金閣と銀閣は外観を
常時見ることができますが
飛雲閣は通常非公開。
今年の冬の特別拝観で見ることができます。
自分は中学の修学旅行で見ましたが
その時は金閣や銀閣と比べると
些か地味に感じた失礼な感想。

改めてみると池泉式の庭園
茶室に築山、左右非対称の建築など
見応えあり。
三名閣の称号に納得。

でも三つのうちで
一番好きなものは銀閣です
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帝の性癖

2024-02-03 08:32:52 | ドラマ
「光る君へ」は第5回
まひろが五節の舞の舞台に立つところで
母を殺した道兼と
ソールメイトの道長が並んで座る光景に
まひろが動揺する場面。
まだ始まったばかりだけれど
おそらく今回の名場面トップ10にはいるてしょう

そんなまひろの晴れ舞台の回なのに
目を奪われたのはそこではなく
花山天皇の緊縛プレイ
今ほど性に対して厳しくない
平安時代を描写するのに
性行為の導入を描かざるを得ません。
(さすがにその先は描けませんが)
でも、まさかのSMプレイとは。
他にも親子を手にかけたり
即位式で行為に及んだりと
なかなかの性癖。

皇族は必ずしもノーマルとは限らないけれど
先入観が邪魔をして
衝撃的でした。
いや、むしろこれをノーマルと
決めつけてはいけないのかもしれませんね。
自分の思考がついていけないだけで
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