木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

梅雪の最期

2023-07-30 21:02:22 | ドラマ
大河ドラマ「どうする家康」は
家康三大危機の一つ伊賀越え

予告で既に知っていましたが
本多正信が再登場。
三河一揆に絡んだのは事実ですが
伊賀越えに絡んだのは想像。
ですが本多正信が再び徳川家臣となるのは
本能寺の変の後というのは事実。
この設定はあってもおかしくないですね。

神君伊賀越えはスタートの堺と
ゴールの白子浜は明確ですが
ルートは諸説あり。
今回は御斎峠ルート、桜峠ルート、甲賀ルートを
上手く混ぜ込んでいました。
古沢さんは歴史を勉強していないという
批判を耳にしますが
決してそんなことはないと伺わせます。

一番嬉しかったのは穴山梅雪の最期の理由。
梅雪は家康を嫌い別ルートで逃げた説と
家康の影武者として討たれた説があり
今回は後者を採っていました。
どちらも確証はありませんが
自分は後者を信じているので、
この展開は願ったり叶ったり。

それにしても中国大返しも山崎の戦いも
全く描かれず。
家康主体のドラマ故に致し方ないけれど
寂しくもあります。
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さらば狼

2023-07-24 18:26:58 | ドラマ
大河ドラマ「どうする家康」は
本能寺の変。
前回、なぜか家康様が都にいて
「堺にいるはずでは」とおもったら
やはり堺にいきましたね。

家康様が信長を殺そうとした
それは想像の域ですが
信長を倒した後の展望は?
という疑問に対する答えが
堺訪問とは。 それは面白し。

今回の本能寺の変では
「是非に及ばず」も
敦盛の舞も信長の自害もなし。
(尤も敦盛の舞は後世の創作と言われていますが)
それ故これまでの描かれ方とは違って見えました。

戦国乱世において20年同盟を維持した
信長と家康。
深い愛があったと想像しても
おかしくありません。

信長と明智の戦なのに
信長は家康と戦っていた
そんな本能寺の変でした。
それが明智を見た時の
「なんだ、お前か」に込められていました

「麒麟がくる」で
「十兵衛か」と微笑んだ信長も
「どうする家康」で
「家康はどこだ」と叫んだ信長も
絵になります。
謎が多いだけに想像の域も広い
本能寺の変の面白さを見ました
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櫓なき名城

2023-07-22 09:41:51 | 東海
高天神城攻略の拠点として
武田勝頼が馬場信春に命じ築城した
諏訪原城


櫓門が復元されていますが
今は土塁や堀切などが残るだけ。
ここの魅力は馬出し

二の曲輪中馬出しを始め
城のあちこちに馬出しが設置
また深さ6メートルの堀切も見事で
上から見ても

下から見ても

要塞としての顔がありました。

城の名の由来となった諏訪神社が
ひっそりと立っていました。


徳川統治時代には
今川氏真、松平家忠が城番を務めた城
大河ドラマには登場しませんでしたが
ここもドラマの聖地
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家康様が眠る場所

2023-07-21 11:49:01 | 東海
海沿いの高台にある神社
久能山東照宮
全国に500近くある東照宮で
最初に造られたもの

日本平からロープウェイを使う道もありますが
海側の石段1159段を上ることに。
何度も折れ曲がり山頂に近付くほど
急で狭くなる道は久能城だった頃の名残
途中でみた海の景色が清涼剤


本殿の石段の向こうはさらなる聖域

そして神君霊廟

一説では家康様の遺骸は日光ではなく
こちらにあるとか。
それが正しいと今は勝手に思いたいです


最後は東照宮資料館へ。
松本潤さんも見た鉛筆や西洋時計に
興奮がとまりませんでした。

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家康公も好んだ絶景

2023-07-21 10:43:11 | 東海
奇しくも世界遺産登録10周年の
三保の松原訪問。

海の向こうに富士山の絶景は

見えませんでしたが
麗しき松林だけでも十分楽しめました


神の道と称される参道の先は
御穂神社

規模は小さいながらも家康公も
立ち寄ったかも知れぬと思えば
神々しさを感じます。

三代目の羽衣の松に拝謁

前回訪問時は二代目でした。
まさか10年足らずで代替わりとは。

最後は安倍川餅で一休み。
これも静岡の楽しみです。
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大御所様ゆかりの城

2023-07-20 21:31:24 | 東海
3月に岡崎 5月に浜松
そして今回静岡市訪問
家康三大聖地を全て訪問しました。


これまで駿府城は訪問したことがありますが
大河ドラマ館のある静岡浅間神社は初めて。
今川に時代から保護され
家康公にもゆかりのある神社。
これまで訪問しなかったのが
申し訳ないほど立派でした。

大河ドラマのお導きに感謝。
若き頃家康が着ていた水色の衣装に
衣装スタッフの意図があったとは。
目から鱗が落ちました。
今回の収穫です。


大河ドラマ館の後は駿府城へ。

天守はないけれど、
一角にある県庁は
まるで天守の如し
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信秀の教えと忠吉の教え

2023-07-16 21:24:42 | ドラマ
周りは全て敵と思え
信長に対する信秀の教え
人を信じぬ者は誰からも信じてもらえません
家康に対する忠吉の教え

対照的な二人の生き様が浮き彫りになった
どうする家康第27回「安土城の決闘」
信長と家康の殴り合いはありませんでしたが
上司と部下ではない、男同士の
意思のぶつかり合いを見ました。

粛清の連続で恨みに苛まれた姿は
「鎌倉殿の13人」の頼朝を彷彿とさせました。
と、同時にそれに従った
義時と家康の対照的な人生も。
人の失敗から学ぶ才のある家康。
「吾妻鏡」読者の家康は
頼朝や義時からも学んでいたのではなかろうか。
それは想像の域ですが。

今回は光秀が本能寺でやったことを
家康がやろうとした設定。
本能寺の変当時家康は
堺見物をしていたはず。
そのあたりも来週どう描かれるか
見ものです。
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コメディ時代劇

2023-07-13 20:51:03 | 映画
下級役人の子・間垣小四郎は実は前藩主の落し胤。
落馬した長男、うつけの次男、病弱な三男に
代わり藩主になることに。
それは大抜擢ではなく借金の押し付けであった。

これが「大名倒産」のあらすじ。
大名倒産(現在でいう自己破産)を目論む先代の一狐斎と
自立を目指して再建の道を探る小四郎との対決が
物語の軸です。

いくら明治に近い江戸末期とはいえ、
江戸時代らしくない描写がいくつか。
でも映画はエンターテイメントであり
こういう時代劇も楽しめます。

舞台となった丹生山藩は架空ですが
モデルは村上藩であり
実際に鮭が名産の地。
地元でも盛り上がっているようで
行きたくなりました。
日帰りは難しいですが。

余談ですが
主演神木隆之介、ナレーション宮崎あおい。
まるで「らんまん」のようでした。
また、松山ケンイチ、小手伸也、佐藤浩市、梶原善出演で
「鎌倉殿の13人」「どうする家康」を
見ている気分でした。
(敬称略)
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物見遊山の裏で

2023-07-10 17:44:38 | ドラマ
三方ヶ原の夏目広次の死の後に
侍女への手付け問題
長篠・設楽ヶ原の後に
お愛の方の登場。

そして今回、信康事件の後に
信長と富士山見物。
そのギャップがありすぎ
しかも、武田滅亡の描写があまりにも
あっけなくて拍子抜け。

家康様、腑抜けになってしまわれたのですか

と思ったら
最後に家康様の爆弾発言
まさか本能寺の変を家康様が起こすとは思いませんが
どのように結びつけるか楽しみができました。

余談ですが、この富士山見物。
創作かと思ったら
信長公記に記述があったのですね。
不勉強でした。
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佐鳴湖の別れ

2023-07-02 21:18:03 | ドラマ
「どうする家康」は第25回
前作は源頼朝落馬で折り返したように
今作は愛妻と長男の死で折返し。

築山殿は後世に言われるような悪女でなく
五徳は築山殿に理解を示している描かれ方で
信長を怒らせた五徳の手紙は?
悪女とされる築山殿の最期は?
どうなるのだろうと思ったらこうきましたか。

築山殿がどのような人物かはわかりません。
ただ、政治に口を出す女子は悪女というのは
江戸時代の評価であり
徳川のために犠牲となる健気な女性であり
対する家康も本心は不本意という設定こそ
実際の姿であると祈りたくなりました。

その一方で築山殿と信康の死を知った
勝頼の反応「人でなしだな
信長の反応「何がいいものか。
その短い言葉の裏に深い思いを感じました。

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