CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

並ぶこと苦手な日本人が増えたなぁ・・・

2016-08-15 23:21:50 | 日記
自分をコントロールする。
そのことで『秩序』って生まれるんだと思うが・・・
最近、私がすこし、イラッとするのは、駅のホーム。
電車の到着まで、並んで待つわけだけど、
最近・・・並べない人が増えたなぁとつくづく思う。

電車の乗車位置・・・私が若い頃には、
ドアの真ん前にそのラインは引かれていたが、
最近は、ドアの真ん前ではなく、左右に分かれてラインが引かれている。

これは、とても理にかなっている。
電車のドアが開いて、『降りる人を先に』とホームで放送が流れる時、
そのドアの真ん前に並んでいるわけだから、降りる人がスムーズに流れない。
で・・・電車を待つ人のためのラインは、左右に分かれた。

この電車を待つライン・・・
一番前にきちんと並ぶ人・・・が、まず少ない。
並んでるんだか、並んでないんだか、中途半端な位置に立つ。

遠慮が美徳とでも考えるのだろうか・・・
甚だ、迷惑な話で・・・後ろを通る人の邪魔になるし、並べる人数も減ってしまう。
はっきりと、並んでいませんという距離感にいてくれれば、一番前に遠慮なく並ぶが、
これがとても微妙な位置に並んでいるわけで・・・本当に迷惑極まりない。

そんなことに目くじら立てなくてもと思われるかもしれないが、
やはり、これはとても気になる事象である。

さらに言えば、この列は二列に並ぶようにラインが引かれているのだが、
真ん中にたっているボケ茄子がいる・・・あ~茄子さんごめんなさい。。。
ちっとは気を使えよ!と思ってしまうわけで、なんとも困ったチャンなわけで、
私は、そんな時はラインを少しはみ出して、その人の外側の位置をキープすることになる。

そう、乗車の優先順位は、内側の一列目、外側の一列目。
二列目以降も、内側優先であると、私は考えている。

朝、出勤時の駅のホームで、中途半端な一列目のおじさまと
並んでるか並んでないかわからない見事な位置を陣取っている二番目のおばさま。

朝から、少し、イラッとした。
とはいえ、そんなことでイラッとしている自分が情けなくもあった。

で、電車が到着すると、ベンチに座っていたご婦人が大きなキャリーを引きずって、
一番前の紳士の横に立った。
三人はどうやらご一緒の様で、お喋りを始めた。

別に、疲れてベンチで休まれることも、否定はしない。
しかしながら、荷物があるなら、一番前の人の横にでも置いておけばいいではないか。
さらに言えば、昔なら「連れがベンチで休んでるので・・・」
とかなんとか、ひと言あった気がする・・・ないか、そんなこと(^^ゞ
でも、私だったら、そういうことはきちんと伝える。

それが、順番に並ぶってことの必然だろう!!

帰りの駅のホームで、これまた私の『並ぶ』ルールに反した男がいた。
つまり、二列目内側の男が、一列目外側の私を差しおいて、どうどうと、
これ見よがしに、先に車内に入っていった。

何たることだ!
『秩序』正しき社会はどこへ行ってしまったんだ!!

と今日は、行きも帰りも、少しイラッとした。

実は、私は、とってもずぼらなのに、
この『順番』という精神がとても気になる人で
『並ぶ』という行為に並々ならぬ思い入れがあるのかもしれない。

その顕著な例が・・・チビと二人でディズニーランドへ行った時の事。。。
あ~今でも思い出す、恥ずかしき出来事ではあるのだが、
予想以上に道路が空いていて、開門前から並んでいた・・・先頭に。
そして、オープンを待ち続けること1時間以上かなぁ・・・覚えていないが、
私は、もう少しでオープンと言うときに、トイレに行きたくなった。
まだ、就学前のチビをそこに残して、トイレに行くことは、できない・・・
と思い、ぎりぎりまで我慢したが・・・あ~もう限界。
オープンを待つ列は果てしなく長く続いている・・・
迷った挙句、二番目に並んでいる人に「トイレに行ってきます、よろしくお願いします。」
とチビを託し、つまり、チビをその場に残して、トイレに走った・・・

ご想像の通り、私がトイレから戻ると、すでにゲートは開き、入場する人々・・・
もちろん二番目に待っていた人は、チビを係りの人に託し、入場していたことは言うまでもない。
チビは、ゲートのところに立って私を待っていた・・・

係員は「列の後ろにお並びください」という。何ということだ!!
私は、チビを一人置いてトイレに行くという親として最悪の蛮行までして、
順番をキープしたのに・・・最後に並べだと!!一気に振り切れた私の怒り。

冷静に考えれば、恥ずかしいことであるが、
私は、一等賞でディズニーランドにチビと入りたかったのである。

別に、ディズニーランドがものすごく好きなわけではない、
私が好きなのはチビなのだ。
その大好きなチビと道路が混んでいなかったという偶然ではあるが、
ディズニーランドに一等賞で入場するという最高の機会が奪われた上に、
まだまだ続く長い列の最後に並べという・・・ありえないだろう!!

まぁ・・・私がトイレに走ったことにすべての原因はあるのだが。。。

当時、怒りんぼだった私は、係員に文句を言う。
その姿を見ながらチビは、私の洋服の裾を引っ張って、「後ろに並ぼ・・・」という。
「だって、トイレ行ったんだから。仕方ないよ・・・」という。

チビは、本当に争い事が嫌いで・・・喧嘩が大嫌い・・・
離婚した私を許せないわけで・・・
優しいこと、仲良く過ごすことが大好きな子。

ディズニーランドに行ったときは、確か・・・まだ、離婚していなかった・・・
本当に、幼いころから、争いが嫌いな子で、
そんな優しいチビには離婚はとても深い傷になったことだろうと思う。

あ・・・離婚話ではなかった・・・『並ぶ』がテーマでした。

恥ずかしいことではあるが、今思うと、あの時の私の『並ぶ』ことにたいする執着・・・
かなりだったことを思い出す・・・冷静に考えると、チビが正しい。
普通に、後ろに並ぶべきなわけで・・・結果、そうしたのだが、あの執着はすごかった。

ずぼらで、だらしないわりには、
『並んで順番を守る』ってことには、結構、神経質です。

それと、電車の話だったから、ついでに言うけど、始発電車を待って、
二列目に並んでいても、私は座れなかったりする。
後ろの人たちが、私を追い抜いて、座席にそのお尻を滑り込ませる。
その戦いが、私にはどうもなじまない。
だから、私は大抵、一台見送って、一番前に並ぶ。

ところが、一番前に並んでいても、いろいろ起きる。
私にとっては、降りる人優先なので・・・
反対側に並んだ先頭の人が、まだ降りる人がいるのにそれをかき分け乗車したりする。
まったくもって、けしからん話で・・・私は、頑固なまでに降りる人を優先する。
すると、私の後ろの人が迷惑そうに私にぶつかりながら追い越して席をキープしたりする。
挙句の果ては、『おばさん、遅いんですけど!!』みたいな目で睨まれる・・・

なんとも・・・生きにくい世の中だ。
並ぶこと苦手な日本人が増えたなぁ・・・と感じた本日の雑感でありました。。。
さて、そろそろ、眠るとしましょうか・・・

職場の超多忙期のピークは過ぎた。
明日は、遅番・・・台風の中の帰宅となりそうだ・・・
いまから、少しワクワクする・・・被害が出ないようにと思いながらも、
自然現象を感じるのは、好きな私なのでした(^.^)

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2 コメント

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Unknown (おんごろ)
2016-08-16 06:24:47
おはようございます。
リアリティのある文脈で、情景が浮かんできます。
本当に順番を守らない人が多くなりましたね。
京都はまだ マシですが、大阪は特に ひどいように思います。
大阪人は特にセッカチで、信号待ちで赤で渡る人が多いので、車の運転は特に注意しています。
いやはや・・・本当に・・・ (CuniCo)
2016-08-16 08:11:43
おんごろ様

おはようございます。
おこりんぼ老人も増えているようですが、そうならないようにしないと(^^ゞ
こちらが怒ってトラブルにでもなったら大変。
子どもの頃に、外遊びして、ブランコの順番まったり、そういう経験が、少なくなった・・・ということでしょうか。
人とのかかわりの中で、成長することの大切さを感じます。
ただ・・・かかわりながら育っても、『遠慮が美徳』みたいなところもあるのかもしれない。
日本人は、自己主張するのもされるのも苦手な民族な気がしてなりません。
そんな中で、『秩序』の存在が大切だったと思うんですけどねぇ。。。
一気に書いた文章なので、わかりづらいかと心配しましたが、おんごろさんのコメントでほっとしました(^.^)

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