若い人にある頭痛の前兆として有名だが、
わたしは、50歳前後で初めて経験した。
息子が、激しい頭痛を伴う閃輝暗点に苦しんでいた時期があるので、
私は、その症状が起きた時に、あ、コレが閃輝暗点か・・・と思った。
これまでもたまに経験しているが、わたしの閃輝暗点は、頭痛を伴わない。
だから、その摩訶不思議な、
水面に波をうつような煌めきを楽しめばいいと思っていた。
が、頭痛を伴わない閃輝暗点は、脳梗塞も疑われる・・・などの情報もあり、
昨年だったかなぁ・・・脳を調べてもらった。
異常なし・・・とのことで、ひと安心。
「ホルモンバランスの変化で起こることもあるんだよ」とドクター。
なるほど、まぁ、そういう時期ではあると納得していた。
久しぶりの閃輝暗点・・・
おととい、二回。
昨日、一回と、わたしにしては、頻回だった。
少し前にも、ちょっと違和感があったのだがやり過ごしていた。
一昨日は、頭痛を伴わなかったが、
昨日の閃輝暗点症状後、偏頭痛が襲ってきた。
人間、健康だと、それが当たり前。
人を思いやったり、優しくしたりしていても、
いやはや、病気や怪我の辛さは、わかっていないかもしれない。
と、思うほど、ちょっとつらい頭痛だ。
40歳になる少し前、
当時のわたしの職場の机には、バッファリンが常にあった。
常用していた時期があり、医者にしたたか怒られた。
昨日、久しぶりの、しかも閃輝暗点の後の頭痛。
わたしは、職場の椅子の背もたれに頭を乗せ、左右に振った。
強い痛みが分散してくれたら、少し楽になるのでは・・・と思ったわけだが、
それを言うと、先輩は笑った・・・うん、奇怪な行動だ。
非科学的な行動だ、しかし、なんとなく頭痛が和らいだ気がした。
(真似はしないように、ただのわたしの思い過ごしです)
その後、つい先ほどまで、偏頭痛が続いた。
頭の位置が変わると、痛みが強くなる。
(昨日は、頭振ったのだけど、今日はそうする気にもならない)
棚の下の書類を取ろうと、しゃがんで下を向く。
しばらく痛みをこらえるために動けないほどだった。
あぁ、頭痛ってこんなに辛かったんだ。。。
たまに自分が痛んでみると、人に優しくなれるかもしれない。
たかが頭痛、されど頭痛。
でもこの痛み、治ったら、忘れるんだよな。。。
忘れる能力は、人間にとってとても大切な能力。
などと書きながら、
墓場まで持っていきたい忘れたくないことが、
この頃、増えた気がしないでもない。
とにかく、閃輝暗点後、偏頭痛が続いている。
今回は、薬は服用せずにやり過ごしてみようと思う。
いろんな変化を受け止めながら、
いろんな違いを理解しながら、
ぼちぼちと・・・ですかね(^^)