日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

落語家大王

2020-06-06 18:05:17 | シニアライフ

市民講座の基調講演を担った講師のお話です。

かれこれ、10数年前の事になります。

団塊の世代がリタイヤして、地域参加に戸惑い躊躇していた頃

市民講座を受講し、知り合いました。

日本フィランスロビー研究所の所長渡邊一雄氏です。

某大手電機会社の傍系米国企業の社長を務められた方です。

リタイヤ後、フィランスロビー活動普及の講演を続けれております。

東京大学医学部付属病院の受付ロビーの案内ボランティアの立ち上げに

尽力なされた方です。

市民講座の最初と最後の基調講演の講師を担われ、その折忘れられない

言葉があります。

「積小為大」:小さな努力の積み重ねが、やがて大きな収穫や発展に結び付

く。小事をおごそかしていては、大事をなすことはできない。」

戒めの言葉です。

そして、講座締めくくりの纏めとして

「これからのシニアライフを有意義な生き方をするために、立派なリーダーに

なる事ではなく、調整役で良い。

日々協調性を養いよりよい協力者になれ!」と、

受講生全員への応援メッセージを送られた。

つまり、「協調性を身に着け、事に対し理解ある協力者になれ!」

と云う事だと理解しました。

これから始まろうとしてる「シニアライフを生き生きと歩む会」の

根本理念そのものです。

講座受講修了一期生が、地域交流仲間づくりを目的に活動グループを

結成しました。「シニアライフを生き生きと歩む会」です。

この一期生、みんな真面目です。

渡邊講師の教えをしっかり自覚し、出来るところから無理をしないで

活動を始めました。

毎月一回例会の開催を絶やさずに、

「一人で出来ない事を、遣れることをやれるときに一緒にやろう!」

この会のキャッチフレーズです。

皆、協力的です。教わったこと大切にしてます。

そして渡邊講師は、その後の講座の講師も引き続いて担当されてます。

この方は大変な努力家です。

落語家三遊亭一門に入門され、「三遊亭大王」でデビューされております。

家内が講座修了四期生の折には、落語家大王で大好評でした。

「シニアライフを生き生きと」の市民講座は7年間続きました。

講座修了生を仲間に誘い込み、各種イベントを通じながら交流仲間づくりの

活動を続けました。

振り返って見ると、10数年の年月を積み重ね、各種イベントも126回の

開催記録を打ち立てておりました。

地域交流仲間も増えて、更に強い絆で結ばれた友達がたくさん出来ました。

これって!あれだよね。

古希半ばで、教えられた事を成し遂げた喜びです。

「積小為大」

講座修了一期生だけではなく、全ての修了生が一丸となって

友達の友達が、皆友達だ! と云いながら成し遂げた共有の無形財産です。

お世話になりました渡邊先生、ありがとうございました。

 


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