今日は「ワールドウォーZ」をテレビで放送していました。
いわゆる「ゾンビもの」の映画ですが、昔と違って、最近の映画のゾンビは走ったりするので、確実に昔のものよりパワーアップします。
これも「顧客の要求」と言うか、「さらなる刺激」が必要とされる状況で、ヒーローもののアニメ等で主人公と敵の強さが天井知らずに強くなっていく、インフレ現象と同じような感じでしょうか。
それと興味深かったのは右の写真。
ゾンビが高い壁を越えるシーンで、ゾンビが互いに意思疎通をし協力する訳では無いのに、「壁を越えたい」という強い要求が「より良い条件」を求め、結果として、こんな感じで壁を越えてしまいます。
他、主人公のB.ピッドが「ゾンビが襲わない人間がいる」ということに気付き、未来への可能性が示されたところでエンディングとなりました。
これも「寄生をするものは健康な宿主を求める」という生物学的な考え方に基づいたもので、よく考えられていたと思います。
噂だと、この映画は続編が企画されているそうなので、そちらも楽しみですね。