スズキの「ワゴンR」がフルモデルチェンジをしました。
今度は3つのボディタイプを用意しての発売。
先の「スペーシア カスタムZ」も3つ目のボディタイプでしたが、スズキは今後、この方向性で進めていくのでしょうか。
上の写真では、黄色の車体が標準仕様。
これは見るからに「ワゴンR」なので代替需要に最適ですね。
その隣の青い車体は別バージョン。
軽自動車ながら「ヴェルファイア」や「エルグランド」と同じ系統のデザインです。
「ハスラー」もそうですが、スズキは最近、クラスレスなデザインを軽自動車に取り入れて来ます。
きっと、この仕様も売れるでしょう。
さらに、その隣は「ワゴンR スティングレー」。
「スティングレー」は従来、薄いヘッドライトを備え、明らかに「非ワゴンR」的なデザインとしていましたが、こちらは明らかに「ワゴンR系」。
超豪華な「ワゴンR」と言えそうですね。
他、デザインで気になったのはリアドアの前方部分。
ボディパネルがBピラーから後方付近を覆っているので、ガラス部分の面積が減り、結果として後方座席からの視界を狭くしています。
その一方で、今度のモデルにはリアドア内側前方に傘立てがあり、ちょうど、この部分には傘の持ち手の部分が来ます。
また、リア側の写真ですが、ちょっと「アルト」に似た感じ。
これまでテールランプはリアガラスの両側、つまり、かなり上の方にあり、後方からの認知性を確保していましたが、今度は下の方に移動しています。
「アルト」の時はコストダウンのためと思っていましたが、今回はリアハッチの開口部の幅を稼ぐためとの説明がされていました。
加えて、背の高い車なので、リアにはハイマウントストップランプも付けて、安全性は確保しています。
以上のような感じで、今回は外観を中心に見ましたが、スズキの最重要車種だけあって、かなり力の入ったモデルチェンジとなっています。
今後はカタログを入手し、また、チャンスがあれば試乗もして情報をお届けしたいと思います。