ホンダの「フリード」と「フリードスパイク」にハイブリッドが追加されました。
今回はベース車のマイナーチェンジも実施されており、「フリード」では5人乗り(2列シート仕様)は廃止、また、3列シート仕様の3列目のシートが3人掛けから2人掛けとなったことで、3列シート仕様は、6人乗りと7人乗りになっています。
※「フリードスパイク」は従来から2列シートの5人乗りのみ。
ハイブリッドが追加され、気になる燃費ですが、10・15モードで24km/L、実態に近いと言われるJC08モードで21.6km/Lとなります。
ハイブリッドの価格を見てみると、以下の通り。
「フリード」:
ハイブリッド(6人乗り):214.9万円
ハイブリッドジャストセレクション(6人乗り):229.5万円
ハイブリッドジャストセレクション(7人乗り):232.65万円
「フリードスパイク」:
ハイブリッド(5人乗り):214.9万円
ハイブリッドジャストセレクション(5人乗り):229.5万円
。
7人乗りが欲しければ、230万円超となる選択肢しかないのは辛いところですね。
ここで、他に7人乗りのハイブリッドカーがないかと言えば、トヨタの「プリウスα」もあり。
こちらは、燃費が10・15モードで31km/L、JC08モードで26.2km/L。
価格は次の通りです。
G(7人乗り):300万円
Gツーリングセレクション・スカイライトパッケージ(7人乗り):330.5万円
やはり、価格はそれなりに高くなりますね。
「プリウスα」の燃費が良い理由としては、トヨタとホンダではハイブリッドのシステムが異なることと、エンジン排気量の違いなどがありそうです。
※ここでは7人乗りのハイブリッドカー、「エスティマハイブリッド」(376万円~)や「アルファードハイブリッド/ヴェルファイアハイブリッド」(395万円~)はさらに高額のため、比較からは外しました。
まあ、7人乗れるからと言って、常にそんなに人を載せていては、燃費がカタログ値よりも大幅に低下するので、そういう使い方をする人は少ないと思いますが、「いざという時に3列目のシートが必要」という条件で、ハイブッリドカーを探す場合には、「フリード」は、ちょうど良い選択肢となるような気がします。
今後もますますハイブリッドカーが増えていくという状況下なので、「フリード」の対抗馬となるハイブリッドカーも、トヨタから発売されるでしょうね。