「オーストリア編(2010年)」です。
本日もプジョーからですが、「309」をご紹介。
プジョーの車名の付け方からすれば、この車は昨日の「308CC」よりも最新型かと思いがちですが、特殊な事情があってのこと。
元々は1978年に英仏クライスラーをタルボと名を変えてグループに加えたプジョーが、それまでの主力車種である「オリゾン」の後継車として、「205」をベースに開発した車でした。
それが、タルボのブランドを消滅させることが決定したため、急遽、「309」の名を与えています。
よって、このあたりの流れは「305」→「309」→「306」となります。
※「305」と「309」は併売あり。
販売は1993年までで、「306」の登場と共に役目を終えました。
ボディタイプは写真の5ドアの他、3ドアも有。
エンジンは全車、直4で、ガソリンが1.1L、1.3L、1.6L、1.9L、ディーゼルが1.9Lです。
デザインは少し後にデビューする「405」等と共通点がありますね。
また、珍しい車と出合えて満足でした!