「海外で見かけた注目の車」シリーズの第363回目。
「オーストリア編（2010年）」です。
今日はローバーの「75ツアラー」をご紹介。
元々、販売されていた、同社の「600」や「800」の後継モデルにあたる「75」のワゴン版ですね。
1999年から2005年に掛けて販売されましたが、写真の車両はフェイスリフトを受けた後期型モデル（2004年～）です。
大きさは、全長4805mm、全幅1780mm、全高1475mm。
日本にも輸入がされており、エンジンはV6-2.5L（177ps/6500rpm、24.5kgm/4000rpm）でしたが、本国では直4エンジン搭載車もあったようです。
前期型はBMWグループにいる時に開発されたので、競合するBMWの3シリーズ、5シリーズとすみ分けるため、敢えて、レトロなデザインとしたそうですが、こちらの後期型は、そのようなわだかまりから解放されていますね。
ローバー・グループ自体が大変なことになっているため、オーナーさんの各種の苦労は大変なものでしょうが、この車自体は「イギリス車らしい味」があって良いと思います。
1台でも多くの車が現役で走り続けてくれることを願います。
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