片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

本年最終,日帰り旅行は六甲アイランド、神戸を代表する「小磯良平記念美術館」

2011-11-25 08:24:54 | 災害天候

 東日本大震災発災以来260日目、朝日新聞1面2段見出し、「M9級30年内に30%」地震本部予測 三陸から房総沖、東日本大震災を受けて、政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は24日、三陸沖から房総沖で起きる恐れがある地震の発生確率見直した結果を発表した。
 将来起きる地震の予測として初めてマグニチュード(M)9を想定。
 三陸沖北部から房総沖の日本海溝寄りで、今後30年内にM9クラスの地震が30%の確率で起きると予測した。(大震災被災者数 死亡15.840人 行方不明3.611人 警視庁発表24日現在)  

 今朝は今冬一番の冷え込み、今日の兵庫県は冬型の気圧配置が続き、北部では雲が広がり、昼過ぎにかけて雨が降るが南部では晴れ間が広がる。
 本日は宝塚「脳卒中」友の会 本年最後の日帰り旅行は六甲アイランドに位置する「神戸市立小磯記念美術館」、10時JR宝塚駅集合の予定。
 9:00 “シネピピアめふ”に映画を観に行く家人・義妹二人を乗せて、阪急「売布駅」ロータリー迄送迎してから阪急「宝塚駅」北側、176号線から一方通行の道路上に車を停めて、JR宝塚駅を目指す。

         

 外気温9℃に加え、北風が冷たく、忽ち麻痺左手・左足が硬直して歩行困難に陥る。
 辛うじてエスカレーターを乗り継ぎ陸橋へ辿り着くと北風が勢いよく吹き抜け、歩行姿勢はまるでロボットのように「ギッチラ・ギッコン」と窮屈な歩きで待合室へ辿り着く。
 

 定刻集合は12人、車椅子のF氏はVグループ「外出介助の会」Y氏の介護支援を貰っての参加、互いに助け合うセルフヘルプグループながら、車椅子を押すボランティアは毎回、外出介助を専門とするVグループの支援をいただき感謝する。

            

 皆さんに本日のルート・・・JR宝塚⇒尼崎・・・乗換⇒住吉・・・六甲ポートライナー住吉⇒アイランド北口・・・小磯記念館を説明、JRは阪急と違ってドアーの開閉が早いので、出来るだけグループ行動をとって乗降の際は互いの助け合いをお願いする。
          

 乗り換えもスムースに収まり、住吉から初乗車の六甲ラィナーに乗車、遥か紅葉した六甲連峯を眺め、海を眼下にのぞみながらの車中は楽しく、天候にも恵まれ、半身不随者同士よくここまで来たものだと感慨に耽る。
         

 下車したアイランド北口駅周辺は成長した樹木の森が広がり、林立する高層マンション・色鮮やかに染め分けられた中層マンションに阪神間近郊では見られない都市空間に目を見張る。

 その風景に寄り添うよう「神戸市立小磯記念美術館」が見られ、アプローチもエレベーター利用に助けられ、暖かい日差しの中、受付に到着。
                

 にこやかな微笑の女性に身障手帳を呈示してチケット購入を申し出ると無料扱いと言われ、意外な特典に嬉しく驚く、すぐ左の部屋でハイビジョンギャラリー館映を奨められ、早速入館する。
 110インチのスクリーンに「小磯良平の・・・人と芸術、版画、若き日の出会い、画業を語る、人物画の世界、風景画・静物画の世界」と15分~19分の鮮明な画像で小磯良平の世界を初めて観る。
 エンドレスで画面は続くので40分余りで退出、館内の風月堂が経営する喫茶店に入って昼食を摂る。
        

 メニューはコーヒー付き「カレーセット」・「サンドイッチセット」997円、雰囲気の良い店内で美味いカレー、香りのコーヒーを堪能する。

          
 食後は小磯良平作品選と同時開催/特別展昭和モダン  藤島武二と新制作初期会員たちの展示室を廻る。
 展示室1では神戸を代表する洋画家「小磯良平の作品」を杖歩行にて時計回りで拝見、有名な「魚さより」1928-29年、「石切り場」1936年、「踊り子」1939年、「2人裸婦」1949年、「神戸風景」1957年、「舞妓」1975年等をみせていただき、偉大な画伯の足跡に心が洗われる

               



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