片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

麻痺側上肢訓練と「脳」の可塑性<柔軟性>について

2008-04-08 16:46:19 | 「リハビリ」

「郷に入れば郷に従え」の言葉どうり、病棟規則の6:00起床に慣れ、6:15分には洗面も済ませ本日の予定に備える。
 朝食の時間まで「さくらの図書室」から借りた池宮彰一郎『平家』上巻を読む、これまでにない清盛像の描き方に惹かれていく。
 9:00<CI療法>の開始、昨日の作業療法に「ペグ・ボード」が加わる、<ペグ“円柱形棒”>を麻痺側左手指で掴み<ボード>に突き刺していく作業。
 麻痺側左手の肩・肘を維持するだけで大きなエネルギーを必要とする至難な作業に、指で掴むという微細な仕事が要求される。
 辛うじて掴んでも手首が硬直して中へ倒れこんでいくので右手で支える様に指示される。
 右手で逆に捻りこみながら、大・小の<ペグ>を何拾回とボードに突き刺す単純作業を繰り返す。
 午後の最終16:00には<小ペグ>は右手補助無しで親指と人差し指で<ボード>につき指すことが可能となる。
 「脳」の可塑性との関連は繰り返し、強制的に麻痺側上肢を使う事の学習により不使用状態から脱却、指の感覚が微妙に戻った感じが実体験できる。
 麻痺側筋肉の「伸展」「硬縮」のアンバランスが掴めない原因と思ってきたが打撃を受けた右脳から微妙な神経作用が効力を発揮してきたかと思われる。

 



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1 コメント

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機能訓練 (yayoi)
2008-04-09 05:50:31
機能訓練については何も知識がありませんし、また幸いに周りにそのような方の知り合いもおりませんので、よく分かりませんが。

機能訓練を行えば少しでも結果が付いてくるということですか???でも大変そうですね。

私がこんなこと言うの変ですが、心よりエールをお送りいたします。頑張ってください。
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