晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

来月に再チャレンジ

2024年03月24日 21時55分00秒 | 天文ネタ
昨日、月明かりの影響が可成りあるがポン、ブルックス彗星を狙うこととし、直載でシグマ500mm+ソニーa7R5をEM-200にセット。自動導入での撮影なので機材お任せである。

しかし、アライメントをとる際、EVF(カメラファインダー)で星の確認が出来ず、導入は無理かと思ったが、対象がちゃんと写野中央に入っていた。只、月明かり下での露出時間やISOの設定に右往左往の有様で又も酷い結果となった。
 
3月24日 19時44分 カメラ α7RⅤ レンズ シグマ 500mm f5.6 ISO 800 露出時間30秒 トリミング及び背景を少々調整。
来月に又、好機が訪れそうなのでもう少しマシなものをと思っている。

空が・・・

2024年03月15日 15時58分49秒 | 自然機材
ず~と良い空を待っているのだが一向に彗星を撮れるような空になってくれない。良い天気は夕方迄で終了と云う状況が続いている。昨日、スターベースよりテレスコープカバーが届きEM-200+ペンタ105SDHFに早速被せてみたが丁度良いサイズ(M)であった。今日はシグマの556が届き下取り品は出していないので支払いは一寸・・・。 まずは現機材の記念撮影。

左からニコンZ50+Z400 f4.5 中央がソニーa7RⅤ+シグマ500mm f5.6 右がニコンZ8+NIKKOR 500mm f5.6 pf+FTZ2である。長さに関してはFTZ2を介しているZ8のセットがその分だけ長い感じ。概ねだが重量(セット)は左が1.9キロ 中が2.4キロ 右が2.85キロである。この中からどれか1本は売却することになるが、順当に考えてニコン556を売ることになるだろう。でも、写りの傾向はこのレンズがZ400より好きなのだが・・。早速、庭でシグマ500にて鳥を撮影した。他レンズとの違いは機能面に有り、AF時のMF操作には一つ作業が必要で、ニコンの両レンズはAF時でもフォーカスリングを回すとMFになるので、この辺り私の使い方では一寸不便かなと云ったところと、三脚座の足はもう少し長い方が良いような気がする。今度は彗星は無理でも何か天体を撮ってみたいものだ。

因みにニコンZ50だが数日前にテレコン2本と差額無しで交換した。実に3回目の購入であるが、未練たらたらで売却していたものなので、使うことのないテレコンを手放すことによって差額無しで手に入るのならと云うことで再々度の購入となった。これ以外に売却したもので未練たっぷりなカメラはキャノンEOS R6mk2があるが、流石に買い戻すにもこのカメラは中古でも値が張るので無理。それと、今のキャノンには私に丁度良いレンズが無いこと。ソニーも同様だが、純正ならずともサードパーティー利用で選択肢はあり。この点、ニコンは純正で手頃なランクの鳥用レンズが選択に迷う程有り、一時(Zマウントが揃ってない頃)はニコン機を全て売却したのに、結局、戻って来たのにはレンズのラインナップだったのだろう。Z50だがZ400と組み合わせて実に軽快に鳥撮が出来ており、以前より腕が上がったのではないかと思う位、歩留まりのよい撮影が出来ている。そしてオマケに2キロを切る重量。正直、このセットだけで良いのではと思っている。でも、折角、シグマ556を購入したのにと・・・

ニコンZ8もソニーa7RⅤも被写体認識及び瞳AFでの撮影だが、私のように樹間内での撮影では却ってこれ等の機能は邪魔をするようで、単純にシングルポイントでの撮影をしているZ50の方が遥かに小鳥を捉えるのが速く正確なのである。木々の中では、AI搭載等謳う被写体認識(鳥)もまだまだ非力と云えるだろう。こうしてみると、鳥撮りに関しては旧来の機能を持つレフ機で充分てことか・・・  

リベンジはおろか・・

2024年03月10日 15時40分04秒 | 天文ネタ
8日の午後からPOD内を少々清掃し、その後架台のタカハシEM-200とお気に入りの鏡筒PENTAX 105SDHFを設置する。今回は105SDHFにRC 0.72×35Pを装着しSONY a7R5で撮影することとした。架台の調子等もチェックし動作に問題ないことを確認した。そこで、一応PODの開口や回転をチェックしようと開口部の止めネジ(2カ所)を回そうとしたがビクともしない、余りに使わない期間が長く錆びついてしまったようだ。そこで、浸透潤滑スプレーを吹き付け時間を置いてから回したが全然ダメ。もう暫く置いてからスパナを使用して何とか回しPODの開口が出来た。次に、回転部だが多数のローラーの軸が錆て腐食し、特に北側が酷い状態となっていた。回転は重いが問題はないので、他の金属部等にも浸透潤滑スプレーを吹き付けておくことにした。今日、ローラー等のパーツを注文した。序に新しい望遠鏡カパーも依頼する。

準備は出来たが、地平近くに雲が湧き出し、それが、空全面に薄く拡がり、霞がかった状態で撮影は無理となった。折角なので久し振りに重星でもとタカハシLE7.5㎜とPENTAX XO5㎜にて、105SDHFにはRC1.4×でオリオン座リゲルとζ星、おおいぬ座シリウスを観望する。透明度が悪いので主伴星の光度差があるリゲルは意外に観づらく、当然、シリウス等はハナッからダメであったが、互いが等光に近いζ星は容易に分離出来ていた。

さて、翌9日(昨日)も日中は天気が良く何とか今日はとPODに向かったが、そろそろ撮影をと思っている頃よりアッという間に雲が覆いだしPODの屋根を閉めると同時に雪が降りだすということでポン、ブルックス彗星のリベンジはならないかった。それでも、この日は木星を雲を通して観望し、又、自動導入のセットも済ませたので先ず先ずである。それと、久しぶり(3年振り)の観望等が出来たのでショックは少なく、却ってモチベーションもアップして来たので総じて良しということである。(2日間で彗星を撮るピントチェックを兼ねてオリオンの大星雲を数ショット撮影した)

撮れたけど・・・

2024年03月08日 11時38分36秒 | 天文ネタ
昨夕、雲の合間で何とか4ショット程撮れたが、ブレは当然のことでピンも甘々で、これが最終ショットで一番マシなもの。それでも、周囲をカットした。 ビクセンAP架台を使うのは2021年の8月以来と云うか大体赤道儀を使うのも同様なので、3年半振りとなる。セット自体も右往左往状態で、晴れ渡っているのなら大丈夫と臨んだが、雲の切れ間からでは長らく離れていた身にとっての彗星導入は骨の折れるものであった。

一応、データーは2024年 3月7日 19時25分 12P ビクセンAP赤道儀 Nikon Z8 Nikkor Z400mm f4.5 iso1600 露出45秒  
一寸情けないので、これからSKY POD内に架台等を設置して未だ暫くチャンスは有りそうなのでリベンジしようと思っている。 それにしても、暫く振りに夜空を観ることができ、機材を設置しながら何とも云えない気分に浸ることが出来た。これは再開の兆しかな。撮影中、キタキツネ、エゾシカ、近所のネコが傍らを通り過ぎて行った。

これは一寸・・・

2024年03月06日 17時05分38秒 | 天文ネタ
ポンス、ブルックス彗星が来ていることを昨日知った・・・ 如何に天文への関心が薄れていたことがよく分かる。今日の天気は午後になって晴れてきたので、夜まで続いて欲しいと思い、又、流石にヒグマもこの時期に家の周りにまで寄ってこないだろうと云うことで撮影の準備だけはしておいた。
POD内への常設は一昨年よりやめており、ピラー脚のみが入っている。今更架台を設置するのも何なので、ビクセンAP架台を出して、これにニコンZ8+Z400mm f4.5を載せた。カメラは兎も角、レンズは1キロ強と非常に軽いのでウェイトも一番軽いものでOKである。久しぶりの準備作業も楽しくて、これでOKとなって外を見てみると雪がちらちらと降っている。大体、こんなところなんだな~。

でも未だ希望はありそうで、このままスタンバイしておこうと思う。 でも余りに久しぶりなので導入の自信も無ければピント出しも如何だろう・・・ 

やっぱり雛人形の話題

2024年03月03日 13時58分58秒 | つぶやき
私は鳥の画像は略撮りっぱなしで、ファイル名にカメラと撮影場所と偶に鳥種を記しているのみで、一度(一週間に2~3回)の鳥撮りで500~1000ショット位なので、2~3ケ月も放っておくと選ぶのは結構大変である。と云うことで中々画像掲載は面倒になり、何時まで経っても掲載が出来ずにいる。 天文の方も、観望専門で、現場完結がモットーであったので、鳥の方も同様にシャッター切った瞬間で終了と云う感覚、家に帰ってから画像のピントチェックを偶にはするが、大体が放ったらかしである。基本、鳥は好きだがそれ以上にカメラ各部の感触等を楽しむのが第一なので、こうした褒められたものではないスタイルとなっている。そんな訳で庭の鳥たちの画像は、何れ又と云うことで。  そこで、やっぱり今日は上巳の節句と言うことで、今迄、このブログに登場していなかった三人官女の中央に座している官女の画像を掲載する。

関東雛などは服装の違いもないが、京雛では両サイドの官女は立ち姿で衣装は明るめ(くわえの銚子を持ち、口閉じ、眉あり)と(長柄の銚子を持ち、口開け、眉あり)なっており、この画像の官女は中央で洲浜台を持ち、眉は剃っており、お歯黒で、着物は両脇の人形と較べ地味な色合いであり、又、座っている。お歯黒や眉剃りで既婚者と云うことであるが、奈良時代や平安時代では皇族や貴族内では男女とも成人の際に行ったと言われている。その後、時代を経て江戸時代頃より女性の既婚者のみがするようになったとのことである。又、銚子は分かるだろうが、洲浜台は中国の蓬莱山の形を模した慶賀、婚礼時に飾られた調度品である。 以前にも書いたが、自分の好みとしてはくわえの銚子を持ち、口を閉じている官女が良いと思っているが、今回、撮影の際に、ジックリと中央の官女の顔を見てみると、頬のあたりが若干他の官女と較べ、幾分ふっくらとしており、これもまた結構と思う。 それでは

老いの症状が益々・・

2024年03月02日 22時16分41秒 | 野鳥
前回の更新からもう2か月。明日は上巳の節句。雛人形の画像でも思ったが、前回の更新で最近はブラインド内からの鳥撮りが多くなったと記したので、その様子を載せることにした。

家の庭の片隅に設置しており、偶に片付ける(悪天候時)位で最近まで常設していた。これは昨年の暮れに其れまで使っていたブラインドが強風で飛ばされ壊れてしまったので、少し大きめのタイプ(150㎝4方)を購入した。(2万円位)

大抵ブラインドテントは底が付いていないので底には板を全面に敷いて寒さは可成り遮断出来、中で温かい飲み物を摂りながら快適な撮影をしている。 さて、中のカメラボディはα7RⅤにnikon の556を着けているのだが、経年劣化なのか互換アダプターの接触加減で連写中にブラックアウトやAF動作が無反応になることが多く、如何しようかと思案していたところ、シグマより500ミリ f5.6が発表され、殆ど反射的に予約注文を入れた。しかし、予想外の注文数によりとのメーカーの発表があり、私の手元に届くのは一寸分からない。何れにせよnikon の何方かは売却の方向となる。一瞬、Z800ミリを購入して2本を下取りと考えたが、今回のタイトルにあるように、身体の彼方此方が痛み、今後のことを考えれば軽い機材に交換することはあれど重いのは絶対に無理と云うことで思い留まった。(それ以上に私の場合、500~600mmのレンズで十分なので)情けないもので首から肩、そして腕や手指、昨年、躓いて膝を強打してから脚までもダメになっており、これが老いと云うものだろうかと変に感心している。 昨年、経営縮小として農地(約3割)の売却を決めたのも、自身の体調を考慮したことからである。今年からは少し農作業の方も若干楽になるので、軽量なセットにて鳥撮りを続けたいと思っている。次回の更新は庭で撮った鳥達の画像を載せたいと思っている。