晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

迷走もそろそろ

2023年12月31日 23時20分37秒 | 野鳥

大晦日になっての更新記事だが、相変わらず野鳥撮影用の機材を迷走中(試行錯誤中)であったが、此処に来て今後のスタイルは定まりつつありそうだ。 前回の更新から4か月程経過したのだが、あれからも機材の入れ替えは何回か有り、今現在は画像のこの機材である。(カメラ SONY a7rⅤ Nikon Z8   レンズ  Nikon AF-S 500mm f5.6 pf  Nikon Z400mm f4.5  )

前回同様なのはNikon AF-S 500mm f5.6pfのみで、絶賛していたSONY a7Ⅳもa7cシリーズの新型が発売され機能面でも高いものになり、これは今が換え時(値落ちする前に)とa7rⅤに交換した。被写体認識等が強化され高画素(6100万画素)で、クロップ等も存分に出来るようになり、この点は非常に満足している。但し、フィールドでの被写体認識及び瞳AFの差異は殆ど感じられない。室内で鳥の模型等を認識されるのなら驚く程凄いのだが、実際の現場ではa7Ⅳとの差を如何しても感じられない。それ以上にスリープからの立ち上がりでAFが呆けるのが困りものである。

次にNikonの方も、Z9からZ8に交換した。前回の更新でZ9はAFもZ6Ⅱと其れほど変わらない等と云っていたが、AFが初期設定のままだったので遅かったようで、その後、調整すると流石フラッグシップ機と感心するほどで、その後アップデートで鳥認識も加わり、一時はZ9のみ使うようになってしまった。ソニーa7rⅤは購入したてなのに殆ど出番がなく売却も考えた程。農作業が落ち着き、鳥撮りの時間が余裕をもって使えるようになった頃より、Z9の重さが腕や首にかけての痛みを呼びはじめ(撮影に行く度に夜中に痛みで目覚める)、ここでソニーa7rⅤの出番が回って来るようになった。只、お気に入りのソニーfe200-600 f6.3 Gレンズも重いので、いっその事と売却し、中古のfe100-400 f5.6 GM(昨年も一月程使っていたのだが、売却した)とテレコン1.4を購入。でも、このレンズ、昨年もピントの甘さを感じて即、売却したのだが、今回もやはり甘く感じる(素でもテレコン装着時でも)と云うことで、10日程使って売却。因みにこのレンズは2回目でテレコン1.4は3回目の購入である・・・ 誤解があってはならぬので、この2回とも新品レンズではなく中古品である。そして私の使う距離領域だけでのこと。因みにfe200600は凄くシャープなレンズだったので、より思うのかもしれない。これにて、手元からSONY製のレンズは全て無くなった。(Eマウントのタムロン20㎜のみ) 

こうなれば軽量化の勢いは止まらず、先に述べているが最高に気に入っていたZ9を泣く泣く売却しZ8を購入。 Z8の購入時は可成りZ9との操作感や質感等の格差に後悔し、キャンセル出来ないものかと真剣に考えたが、直ぐに馴れるもので軽量化されたことによる恩恵の方が勝ってきた。但し、Z9を持って筋力体力等に問題の無い人は絶対にZ9の方が宜しい。只一つ、流石に新しいボディなだけにAFはZ8の方が感覚ではなしに僅かだが俊敏である。(これも設定等で違ってくるのかもしれないので鵜呑みにしないでいただきたい)

こうして、一本になってしまった望遠のNikon AF-S 500mm f5.6 pfだが、SONY機にも互換アダプターにて少々の機能制限はあるが存分に使えており、このレンズを2台のボディで交互に使おうかと思っていたが、やはりZマウントのレンズが欲しくなり発売されたばかりのZ600mm f6.3pfに決めようと思っていたが、最短撮影距離が意外と取れないことと販売価格がネックで、一寸望遠が不足気味だが、最短撮影距離も問題のないZ400mm f4.5でいこうと思い中古品を購入。望遠域に関して自分は500mmあれば充分過ぎで400mmでも問題ない鳥撮りスタイルなので、被写体認識やAFの補助としてクロップ機能を使うことで全く問題は無いと思っている。しかし、このレンズで3000ショット位撮っているが、正直、描写はAF-S 500mmの方が好きである。描写が硬質で汚くさえ感じる。又、先日、Zのテレコン1.4倍を購入したのだが、此れを着けると当然だが由り助長される。巷ではZのレンズやテレコンは素晴らしいと云うが、私には繊細さや柔らかさがもう少し欲しいと感じるのだが・・・ 因みに私の最終出力形態はJPEG無調整画像をピクセル等倍で32インチモニターでの鑑賞である。

羆の出没で以前のような撮影が難しくなっており、私も自宅や公園以外の撮影は止め、公園内でも羆の足跡や糞が有ったりするので、大体、公園入口附近をぶらぶら歩いたり停まったりの撮影で、鳥が自分の傍に寄って来たところをさっと撮るスタイルとなっている。今は自宅の庭に寄ってくる野鳥をブラインドテントから撮影することも多くなっている。

来年は何とかこの人里への熊の出没問題が良い方向へ向かえばと願うことしきりである。それでは、良いお年を