晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

テレコン使用の切り出し作例

2020年12月14日 16時40分19秒 | 野鳥

いざ作例を探してみるが、非装着300㍉と1.4倍、1.7倍はそれなりに有るが、2倍テレコン使用の適当な画像が見つからず、羽毛の感じが掴めればと云うことで、曇天で小枝が横切っている空抜けの画像で勘弁・・・。 先ずはテレコン非装着の作例 (作例は全てAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+Nikon D500の組み合わせにてISO AUTO 絞り開放 JPG撮って出し中央25~30%のトリミング及びリサイズ

ミヤマカケス  300mm ISO 100   SS 1/250 f/4 

シロハラゴジュウカラ  TELE 1.4× 420mm ISO 800  SS1/250 f/5.6   

スズメ TELE1.7× 510mm  ISO 720  SS1/320  f/6.7

シマエナガ TELE 2× 600mm   ISO 250 SS 1/320 f/8

距離は300mmのものが一番遠く(約10m)、次がテレコン2倍のもので(約7m)、テレコン1.4倍、1.7倍は略同距離(約5m)である。ノイズ等も感度AUTOなので、余り比較にならないだろうが、私としては2倍のテレコンでも許容範囲内である。

又、この組み合わせではAFも其れ程迷ったりすることもなく、ここ最近では2倍の着けっ放し鳥撮りも多い。何といってもカメラファインダー内でのイメージが大きいので楽しく、最近では300mmの非装着使用やテレコン1.4倍は殆ど出番なし。 最も出番(略、常用)が多いのが1.7倍テレコンで、今のところこのテレコンだけ有れば良かったのかなとも感じている。 やはり、鳥撮りには500mmはベストな焦点距離のようだ。 只、慣れると600mmの方が迫力が有り、ピント等の歩留まりは他のテレコン使用時と変わらず、AFが遅くなる(迷い)位で、この辺りを許容出来れば実に軽量軽快な600mm望遠となり、此処迄許せるのはベースの300mmレンズやテレコンも昔と比べ随分良くなっているのだろうと思っている。(昔使っていた望遠用の2倍テレコン等は酷い劣化度であった)

因みに、使っているテレコンは現行品ではなく、TC-14EⅡ17EⅡ20EⅡである。 三脚も何も持たずにポケットにテレコンと予備バッテリー一個のみで野山を軽快に歩けるので最高である。但し、私の許容範囲でのことで、万人向けなのかは分からない。 自分の目指している写真は図鑑に近い構図で証拠写真的ものである。後で面倒臭いのは御免なのでトリミング前提の現場完結画像JPG撮って出しが基本。トリミングも面倒だが、こればかりは・・・  

 

 

 

 


完全に鳥撮りに移行かな・・

2020年12月09日 15時57分46秒 | 野鳥

星見への意欲はもう既に失せてしまい(午後9時頃には略就寝なので無理)今は天候などの様子を見ながらちょこちょこと範囲を町内に限っての鳥撮り。 以前のシステムでは防振機能が付いていないので歩留まりが悪く、思い切って防振装置の付いた軽量な300mm望遠(Nikon AF-S 300mm f/4E PF)を新品購入した。 このレンズは非常に軽量コンパクトで以前の300mmと較べて半分程の重量でサイズも二回り程小さく、神経痛で病んでいる我が老いた右腕には有難い。(カメラと合わせて1.7キロ弱である)

今後も長く続けるつもりなので、レンズの選定には少々迷ったが、自分の身体を鑑みてこれ以上のサイズ重量のものは以前の経験からして、使わなくなることは間違い無いので、決定には其れ程迷わなかった。

 

その以前の経験とは、今から三十年以上も前だが、時は当にフィルム時代の真っ只中。 野鳥写真に興味を持っていた私は、揃えるのに数年掛ったが当時エライ散財をして、300/2.8500/4800/5.6ジッツオ4型及び5型の三脚を車に積み込み、道内はもとより本州方面へ出掛けて撮影をしていた時期があった。(途中から神社仏閣へ興味が移行) 

此れだけを聞けば可成りのレベルに達しているベテランではと思われるやもしれないが、私の性格は先ず始めに道具有りきのタイプで、写真のセンスは全くのゼロ(これは私の写真を見た者は皆思っていたようだ)一応、弁解もさせてもらうが、当時はフィルム時代で今のように撮った場で直ぐに確認等出来る訳でもなく、私の常用していたフィルムはコダクローム(KR及びKL)で現像方法が外式なので道外依頼。撮影の結果(現像上がり)は一週間以上も経ってのことで、データーを取るにも面倒臭がりの自分には無理で、蓄積が出来辛く只々闇雲にシャッターを押していたので、大量のゴミ箱行きのフィルムを消費していた。KRなどはISO64なので、三脚を使わない状況では一脚を使用していてもブレブレの写真ばかりであった。(当時は略、一脚乃至三脚使用が基本であった) 

そんな中でも300/2.8に1.4倍のテレコンは軽快なことも有り歩留まりが良かった。 500/4は焦点距離から云っても野鳥撮影には丁度良く、フィルムをコダクローム64からプロビア100に換えてから歩留まりが徐々に良くなり、この3本のレンズの中で一番長く使った?(持っていた)レンズで、使用していた印象では悪くない感触であったが、やっぱり自分にはオーバーサイズと感じていた。今回の選定でも2年ほど前に出ている軽量な500/5.6pfと迷ったが、少しでも軽くコンパクトで持ち出しに億劫にならないだろうと云う事で300mmf/4pfに決めた。(焦点距離はテレコンで対応)

あと、800/5.6に関してだが、購入当初10回位使っただろうか、その後2年ほど所有していたが、重過ぎデカ過ぎで車のトランクの重しとして持ち歩くも、将来的にも使うことは無いと判断し、カメラ中古店で買い取って貰った。 今後、体力、筋力は落ちる一方なので、バズーカ砲レベル(概ね2キロ超)のレンズは絶対に手にすることは無いだろうし無理だと思う。 但し、Nikonで軽量な600/5.6pfを出したら如何だろう・・・(手を出しそうな気がする1.4倍のテレコンで840mmf8が手軽に使えるので)とこれは冗談。

300㍉は手軽だが、野鳥にはやはり焦点距離は如何しても不足。 そこで、テレコンにて光学的に伸ばすしかないと所有の1.4倍に+して1.7倍と2倍を中古で購入。 今のところどのテレコンも先ず先ず使えると判断している。私はパソコンモニター(32型)での鳥の色々な姿を鑑賞するのが最終形態なので、画質等は余り重視しておらずテレコンでの引き延ばしやトリミングでの画質低下にも寛容である。  テレコンでの作例は記事が長くなったので次回に。